帝京・石川亮捕手に6球団が視察、文京・大塚駿投手には7球団視察、その他注目選手その２

　高校野球東東京大会では帝京の石川亮捕手が3打数2安打を記録し2打点を上げた。

　痛烈なレフトオーバーの2点タイムリー2ベースヒットを放つなど力を見せた。この日は6球団のスカウトが視察、横浜DeNA・吉田スカウト部長は「攻守とも春よりよくなった」と評価した。

　また同じ東東京大会で快投を見せていた文京高の大塚駿投手にはこの日、巨人、中日、阪神など７球団のスカウトが訪れたが1回2/3を投げて3安打4四球で8失点と崩れ、夏を終えた。前回の試合で140球を投げていた事が響いた。

　都立雪谷の2年生・鈴木優投手はこの日も4安打6奪三振、143km/hを記録したストレートで抑えて3試合連続完封を記録した。21イニング連続無失点を継続している。

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　第９５回全国高校野球選手権東東京大会（１７日、神宮第二）都立唯一のシード校は４回戦で日体荏原に３－１５の五回コールド負け。最速１４３キロの右腕、大塚を見ようと巨人、中日、阪神など７球団のスカウトが訪れたが、１回２／３を３安打４四球、８失点で降板した。前回１５日の登板で１４０球を投げた影響から右肘を痛め「自分のボールが投げられなかった。仲間に申し訳ないです」。今後は大学進学を予定しているという。

　　都立雪谷の２年生エース・鈴木優が７回を４安打無失点で、３試合連続完封。初戦から２１イニング連続無失点で１６強入りを決めた。小さなテークバックから繰り出す直球は最速１４３キロで、変化球も切れた。「次もゼロに抑えたい。夏は大好きなので、もっと暑くなればいい」。０３年以来となる夏の甲子園出場へ、２年生右腕がけん引する。