ジェイプロジェクト・靏我祐季投手が5回5失点、プロ注目150キロ右腕が都市対抗出場逃す

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都市対抗野球東海地区2次予選は8日、第3代表決定トーナメント1回戦が行われ、ジェイプロジェクトが焼津マリーンズに4-5で惜敗し本戦出場を逃した。この試合に先発したプロ注目の最速150キロ右腕・靏我祐季投手(23歳)は、5回1/3を投げ6安打5失点(自責4)と振るわず、悔しい降板となった。

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プロ注目右腕・靏我投手、独特の雰囲気に飲まれ5失点

ドラフト解禁年を迎え、アピールの場としたい都市対抗予選だったが、靏我祐季投手は本来の力を発揮できなかった。初回に2安打と死球で2点を先制されると、1-2で迎えた3回には2死無走者から左越えにソロ本塁打を浴びるなど、良くない内容で失点を抑えることもできず、5回1/3を投げて被安打6、5失点でマウンドを降りた。「なかなか経験したことのないような独特の雰囲気の中で自分の投球ができなかった。変化球を交えて何とかまとめようと思ったけど、踏ん張り切れなかったです」と話し、「プロに行くためにも勝ち抜かないといけない予選だった。自分のせいで負けてしまって。なかなか言葉にできないです」と肩を落とした。

帝京平成大学出身で、185cmの長身から150キロの速球を投げる。厳しい内容で都市対抗の戦いを終わらせてしまったが、ジェイプロジェクトの神戸宏基監督は、「靏我でダメなら仕方ない。まだまだ成長しないとプロには行けない。ここからの成長が楽しみ」と話し、靏我投手のさらなる成長を期待、この敗戦を糧にした雪辱と成長を促した。

都市対抗本戦では、補強選手の制度があり、出場を決めたチームが、地区内の敗戦したチームから数人を選んでチームに加えることができる。靏我投手もそのチャンスがあるとはいえ、この内容では選ばれるのは難しい感じもする。これからは日本選手権に向けて秋にその予選が行なわれるが、そこでこの日の姿とは全然違う投球を見せれば、インパクトを残す事になる。ぜひ、期待したい。

靏我祐季投手 プロフィール

  • 氏名:靏我 祐季(つるが ゆうき)
  • 生年月日:2001年9月29日
  • 出身地:東京都
  • 経歴:光ジャイアンツ少年野球団(小3) – 板橋リトルシニア(中学) – 目白研心高校 – 帝京平成大学 – ジェイプロジェクト(2年目)
  • 投打:右投右打
  • 身長・体重:185cm・87kg
  • ポジション:投手
  • 主な特徴や実績:最速150キロを誇るプロ注目の長身右腕。2025年都市対抗東海地区2次予選の焼津マリーンズ戦で先発し、5回1/3を投げ6安打5失点(自責4)。ドラフト解禁年となる社会人2年目。目白研心高校では1年秋からベンチ入りし2年秋からエース。
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都市対抗の東海地区2次予選は8日、第3代表決定トーナメント1回戦2試合が行われ、ジェイプロジェクトは、焼津マリーンズ4―5で敗れて本戦出場を逃した。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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