此花学院・福田真也投手、1回4四死球も146km、北海道日本ハムスカウトが視察!

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 1回戦で上宮太子を下した此花学院・福田真也投手が2回戦の金剛戦で6回に3番手投手としてマウンドに登ると、ストレートは146kmを記録したもののフォームはバラバラでヒットは許さなかったが4四死球で1失点、1イニングで降板した。試合は4-1で此花学院が勝利、3回戦に勝ちあがった。

 転向したため公式戦に出場できなかった間の練習試合で153kmを記録したという話しはあるが、公式的な球速としては自己最速の146kmを記録、しかし制球力はかなり厳しい状態でプロも指名にしり込みするだろう。

 しかし視察に訪れた北海道日本ハム・林スカウトは「春に見た時よりも腕が振れるようになっている」と成長を確認していた。素質に賭けて育成枠などで指名する球団があるか。しかしまずはこの大会、1試合1試合成長する姿が見られれば指名する球団が出てくるだろう。

此花学院・福田 制球難も今夏自己最速146キロ出た - スポーツニッポン:2012/07/19

 不調でもドラフト候補の片りんは見せた。此花学院の福田は6回から3番手で登板。先頭にいきなり四球を与えるなど4四死球と制球に苦しんで1点を失い、わずか1イニングでマウンドを降りた。

 苦笑するしかない。試合後には「きょうの投球は100点満点中10点です」と自らを辛口採点。「フォームが乱れてしまって制球が定まりませんでした。もっと下半身主導で投げるようにしないといけない」と課題も掲げた。それでも、直球の最速が今夏の自己最速となる146キロを計測するように、素材は抜群。視察した日本ハム・林スカウトは「春に見た時よりも腕が振れるようになっている」と評価した。

 「相手ではなくスピードガンと勝負していましたね」と山本監督もこの日のエースには不満顔。「目標はプロ」と明言する右腕。本来の姿を取り戻せば、頂点が見えてくる。

 

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