ドラフト的甲子園注目カード【4日目】

高校野球ドラフトニュース 2021年ドラフトニュース

ドラフト会議で注目されそうな選手を中心に、夏の甲子園大会の注目カードと、チェックしたい選手を紹介します。4日目の4試合から。

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4日目

第1試合 長崎商vs熊本工

エース・城戸悠希投手は178cmの本格派右腕で、体もある程度できている。球速は130キロ前半で低めに角度をつけて投げるストレートと、ややドロンと沈む球が特徴。現時点でドラフト候補という感じではないが、将来に向けて見ておきたい。田村琉登投手はサイドからの伸びのある球が特徴で、個人的に予選での投球のチェックが少なかったのでよく見たい。

野手では大坪迅選手がポイントで、長崎大会は序盤は1番を打ち、初戦の国見戦でホームランを放っていた。途中から4番を打ち、三振やノーヒットなど少しムラもある。サードの強打者としてチェックしたい。途中から1番に入った遊撃手の横田星大選手も、1番バッターとしてヒットが多く、四球も選べる選手。そして、目を引くのは194cm94kgの鬼塚陸人選手だろう。大型のスラッガーだが、長崎大会では波佐見戦で2安打以外はノーヒットに終わっている。スケールや将来性を見たい。

熊本工は熊本大会でホームランは無いが、準決勝で13点、決勝で15点を奪っている。1番・古閑健太郎選手が2試合で4安打を打つなど起爆剤となり、中軸の原田啓佑選手などもヒットでつなぐ。投手はエース・吉永投手と松波投手の継投をするが、熊本大会ではあまりチェックをしていなかったので、甲子園での投球を見たい。

第2試合 専大松戸vs明豊

専大松戸は基本的にエース・深沢鳳介投手が登板し、2番手として岡本陸投手が投げるが、千葉大会では千葉明徳戦で岡本投手が延長11回を完投するした。ともに140キロ中盤を記録し、深沢投手はサイドからインコースへの厳しい球、変化球も非常に魅力、岡本投手もストレートの力強さに質の良さもあり、ともに全国大会で完投勝利を上げる力がある。二人ともドラフト会議で指名されてもおかしくない。

1番ショートの石井詠己選手、2番レフトの吉岡道泰選手、3番ライトの奥田和尉選手が良く打ったが、特に吉岡選手は7試合中6試合でマルチヒットを記録した。1年時は大砲として注目されたが、チームの勝利に貢献するのが好きな性格で、今のスタイルのほうが合っているかもしれないが、決勝戦のサヨナラ満塁ホームランと、走りながら流した涙の意味は何だったのかを知りたい。2年生で4番サードの横山瑛太選手も中学時代から注目されている選手で、来年に向けて見ておきたい。

明豊はセンバツ準優勝という実績があり、多彩なタイプの投手を揃え、センバツでは左腕の太田虎次朗投手が活躍を見せた。しかしこの夏は189cm右腕の京本真投手がいよいよ本格化し、準々決勝の柳ヶ浦戦、決勝の大分舞鶴戦では完投している。140キロ中盤の速球は非常に魅力で、制球で崩れる不安定さもなくなってきた。プロを十分意識できる。サイドハンドの財原光優投手が先発2番手に控え、1年生で140キロの速球を投げる森山塁投手がリリーフを担う。太田選手も大分大会は出番が少なかったが、実績は照明済みで、4投手はしっかりと見ておきたい。

野手では高打率を残す黒木日向選手、ショートで打撃センス抜群の幸修也選手、センバツでホームランを放った米田友選手、2年生で主軸を打つ宮崎元哉選手がとにかく打つ。柳ヶ浦戦では宮崎、米田、幸の3人がホームランを放つなど、それほどホームランの多い打線ではないが、一発を各選手が持つ。幸選手は打席での雰囲気が出て来ており、ショートの守備も含めてチェックしたい。

第3試合 阿南光vs沖縄尚学

徳島大会では初戦の徳島北戦こそ7−0で勝利したが、準々決勝の鳴門渦潮戦は2−0、準決勝の徳島商戦は2−1、決勝の生光学園戦は3−2と接戦を勝ってきたのは、4試合全てで完投している2年生の森山暁生投手のおかげだろう。森山投手は181cm84kgの左腕投手で、最速は144キロを記録している。シンプルながらしっかりとした腕の振りから、手元でビュッと伸びてくるようなストレートを投げる。変化球や制球も安定しているが、さらに磨くことができれば、来年のドラフト会議での指名が十分考えられる。

沖縄尚学は左腕の當山渚投手と右の美里大雅投手の2枚が基本で、美里投手は那覇戦でノーヒットノーランを達成した。腕の振りが鋭く、変化球の抜けが良い投手で、緩急をつける。エースは當山投手で、左から力のある真っ直ぐを投げる。野手では遊撃手の仲宗根皐選手が守備での動きがよく、打撃でも3番バッターとしてポイントとなった。1番センターの後間翔瑚選手は出塁ができる選手で、投手としても投げるなど強肩がある。肩や足をチェックしたい。4番・知念大河選手は183cm83kgの恵まれた体があり、昨年秋は高い打率を残した選手。ポテンシャルを測りたい。

第4試合 鹿島学園vs盛岡大付

甲子園出場の決め手となったのは、エース薮野哲也投手だった。183cmの右腕投手で球の力があり、カットボールやスライダーなどの変化球を、速いテンポで、山本由伸投手のように小さなフォームで投げてくるため、タイミングが取りづらい。体がしっかりしている投手で、将来のプロ入りが期待できる。

ポジションや打順が毎試合変わる中で、3,4番から動かず、捕手としてマスクを被り続けた高久塁選手はまだ2年生、181cm80kgと体もある選手で、来年のドラフト候補として肩、打撃などをチェックしたい。

盛岡大付の強打線を語るには、まずは岩手大会で5試合連続ホームランを放った金子京介選手を話さないといけない。187cm95kgと超高校級の体があり、スイングの強さ、フォーム、そして逆方向にも持っていけるなど、凄まじいものがあった。甲子園でも打ち続ければ、2019年に阪神にドラフト2位で指名された井上広大選手のように、一気に評価が上がってくるかもしれない。

1年時から怪物と注目された松本龍哉選手は、岩手大会では1本塁打だが、1番バッターとして決勝で3安打2打点を記録、安打数が少なくても出塁して3得点、犠牲フライなどでの打点もあり、打撃に凄みを感じさせる。盗塁も決めるなど、打撃・足・サードの守備などをチェックしたい。4番にはこちらも体で圧倒できる185cm95kgの小針遼梧選手が座り、2番・新井流星選手、3番の南早羽己選手も鋭い打撃から一発がある。打線は全員チェックしておきたい。

投手は渡邊翔真投手が丁寧な投球をするも、ストレートは130キロ中盤くらいを記録する。継投して出てくる投手も特徴的なフォームに動く球、強い球など、様々なタイプの投手がいるため、一人一人見ておきたい。

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