今夜、侍ジャパンU18代表と侍ジャパン大学代表の対戦が行われる。U18代表は前田悠伍投手、大学代表は青山学院大の下村海翔投手が先発する。
日米大学野球優勝チームにU18が挑戦
U18代表で先発が予告された前田悠伍投手は、この日はブルペンで約20球の投球を行い、「バランスが良くなったり、投げたいと思ったところに投げ切れています」と話し、「強気のピッチングが売りなので、気持ちで勝っていけるように。1球目から全力で100%の力で投げ込んでいけたらなと思います」と決意を述べた。先発に起用した馬淵監督は「スピードにこだわらず、どうやったら抑えられるか、そっちの方が大事なんだぞ」と言葉をかけ、ストレートの球速よりも抑えるための投球を求めた。
対戦するのは大学代表チーム、日米大学野球で敵地で2007年以来2度目の優勝をしたチームで、先発は青山学院大の153キロ右腕・下村海翔投手が予告された。他にも、常広羽也斗投手、細野晴希投手、武内夏暉投手など、大学生でも打てない投手が次々と登板してくると思うが、馬淵監督は「大学生とのレベルの違いを毎年感じるが、気持ちで食らいついてほしい」と話し、1番の丸田湊斗選手には「1番打者なら出塁率を求めたい」と出塁することを期待した。
スタメン予想
大学代表 | U18代表 | |||||
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1 | 天井一輝 | 右 | 1 | 丸田湊斗 | 中 | |
2 | 熊田任洋 | 二 | 2 | 橋本航河 | 左 | |
3 | 宗山塁 | 遊 | 3 | 寺地隆成 | 一 | |
4 | 西川史礁 | 左 | 4 | 森田大翔 | 三 | |
5 | 上田希由翔 | 一 | 5 | 尾形樹人 | 捕 | |
6 | 渡部聖弥 | 指 | 6 | 武田陸玖 | 指 | |
7 | 辻本倫太郎 | 三 | 7 | 小林隼翔 | 遊 | |
8 | 中島大輔 | 中 | 8 | 知花慎之助 | 右 | |
9 | 進藤勇也 | 捕 | 9 | 緒方漣 | 二 |
大学代表
天井選手は出塁よりも強い打球を打つ1番バッター、2番・熊田選手はも長打があるがつなぎの打撃の二塁手。3番の宗山選手、4番の西川選手、6番の渡部選手は来年のドラフト超目玉トリオ。5番の明治大・上田希由翔選手は今年のドラフト上位候補で、7番・辻本選手は内野手、8番・中島選手は外野手、9番・進藤選手は捕手で今年のドラフト注目候補。慶応の広瀬隆太選手が有力だったがコンディション不良で辞退している。
投手は下山投手から武内投手、草加勝投手、細野晴希投手、常広羽也斗投手といずれも東都リーグのエース達で、今年のドラフトの注目投手のリレーとなる。また、岩井俊介投手、上田大河投手、古謝樹投手の地方組もプロが注目し、すべてが150キロ超の球を投げる。そして東京六大学からは明治大の蒔田稔投手が気迫の投球を見せそうだ。村田賢一投手はコンディション不良で辞退している。
U18代表
1番・丸田選手、2番・橋本選手のリードオフマンコンビが得点の鍵を握りそうで、この二人のいずれかが出塁し、寺地選手が得点圏へと進めて、大学生との練習試合でも結果を残している4番・森田選手の打撃にかけたい。5番・尾形選手、6番・武田選手も思い切りがよく長打力もあり、7番・小林選手も長打力のある遊撃手でチャンスに強さを発揮する。8番・知花選手、9番・緒方選手もチャンスを作り上位に回したい。進学予定の選手が多いが、森田選手が夏に評価急上昇のドラフト候補、緒方選手も二遊間の守備とパンチ力に注目。
投手は前田悠伍投手から木村優人投手、仙台育英の高橋煌稀投手、沖縄尚学・東恩納蒼投手、智弁学園の中山優月投手、日大三の安田虎汰郎投手とつなぎ、左のリリーバー・矢野海翔投手、そしてスプリットを投げる徳島商の森煌誠投手、そして最後はDHを解除し武田陸玖投手が登板する形か。中山選手はショート、木村選手は外野手につくこともありそうで、木村選手は最初に外野手として出場するかもしれない。
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