楽天・ドラフト１位・荘司康誠投手と２位・小孫竜二投手が対外試合初登板、日本ハムプロスカウト「末恐ろしい」

千葉ロッテとの練習試合で、東北楽天のドラフト1位ルーキー・荘司康誠投手、2位ルーキー・小孫竜二投手が登板し、共に2回を無失点に抑えた。北海道日本ハムのプロスカウトが警戒を強めた。

「凄くいい投球はしてくれた」

練習試合ではドラフト1位ルーキー・荘司康誠投手が先発すると、最速149キロのストレートと得意のフォークボールをなどで2回2安打2奪三振無失点と好投した。「内容も良くいい実戦になった。ここからもっと進んでいかないと」と話した。

また、3回からはドラフト2位ルーキーの小孫竜二投手が登板すると、こちらも148キロのストレートで2回1安打3奪三振無失点、最初にしては本当にいいスタートが切れた」と話した。

石井監督は「ウチの何年目かの選手より積極的にストライクを取りにいって、凄くいい投球はしてくれた」と評価した。他球団は警戒感を高め、視察した北海道日本ハムの佐藤プロスカウトは「2人とも初登板でしょ。これからスピードは上がりそうだし末恐ろしい」と話した。

即戦力2枚を1位2位で獲得した東北楽天、その計算通り、順調にきている。実戦経験は小孫投手のほうが多く、荘司投手は160キロ球まで伸びしろのある成長途中の投手と個人的には思っているが、共に開幕ローテーション入りをしてもおかしくない力がある。