パナソニックのドラフト候補・吉川峻平投手が直メジャー入りへ

社会人野球ドラフトニュース 2018年ドラフトニュース

パナソニックで147キロの速球を投げ、ドラフト上位候補にも名前が挙がっていた吉川峻平投手が、メジャーに直接進む方針であることが分かった。

直接メジャー挑戦

パナソニックの吉川峻平投手は、185cmの右腕で最速は147キロを記録、チェンジアップが武器で、昨年の都市対抗で2回14回1/3を投げて22奪三振を記録、また日本選手権でも日立製作所戦で9回4安打11奪三振で完封した。また、秋のアジア・ウインターリーグでは社会人選抜で出場し、4試合で防御率2.08を記録している。

今年のドラフト候補として注目され、春先には上位候補として名前を上げる球団もあり、4月のJABA京都大会では11球団30人以上のスカウトが視察に集まった。今年の都市対抗では1回戦で先発し6回6安打2失点、昨年のような状態の良さではなかった。

その吉川投手は、デイリースポーツによると、アメリカでプレーすることを決断し、今後、獲得意志を示す球団と交渉に入っていくという。吉川選手や関係者からの具体的な発言やコメントは掲載されていない。

日本のドラフト上位候補の選手が直接メジャーに挑戦するのは、2008年の新日本石油ENEOSの田澤純一投手以来で、当時はNPBが危機感を表し、海外球団を退団した後も、大卒・社会人出身選手は2年間、高卒選手は3年間、NPB球団でプレーできない通称「田澤ルール」が生まれた。田澤投手は今年メジャーで戦力外通告となり、田澤ルールの見直しも検討されていた矢先、再び、このルールが適用されそうな事態となる。

吉川投手にはダイヤモンドバックスなどが獲得に意欲的だと言われているという。交渉の状況、そしてドラフト会議ではNPBの球団が指名を避けるのか、そして田澤ルールの適用は?今後、注目されていく。

2018年度-社会人投手-右投のドラフト候補リスト

今秋ドラフト1位候補、パナソニック・吉川峻平投手(23)が来年から米大リーグに挑戦することが15日、分かった。ダイヤモンドバックスなどが獲得に意欲的であるとみられる。ドラフト1位候補選手が日本球界を経ずに直接、大リーグに挑戦するのは極めて異例。実現すれば、08年の田沢純一投手(32)=現エンゼルス=以来2人目となる。
将来性豊かな23歳が夢を追い、勇気ある決断を下した。吉川が来年は日本ではなく、米国でのプレーを目指すことを選択。今後、獲得意思を示す球団と交渉に入っていくとみられる。

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コメント

  1. 僕も田澤ルールには反対です、そもそもこのルールはルールの運用面で疑問点が多いです。
    田澤の時はMLB挑戦表明とドラフトで指名しないようNPBに要請したという事実をもって適用となりましたが
    MLB挑戦をはっきりとは明言せずに入団拒否を匂わせて結果的にドラフト指名がなかった場合や
    ドラフトにかからないレベル(推測の評価)でありながらもMLB挑戦が第1志望な選手が出た場合など
    あの文言では何を基準に適用するかがはっきりしないケースも起こりうる極めて曖昧なルールです。

    マスコミ報道では吉川がルール適用の2人目になるとのことですが、となるとかつてエディオン愛工大OB BLITZ時代の沼田は
    適用外だったことになり、だとしたら何を持って適用外だったのか(逆に非公表で適用していた場合でも)当時のルール運用の説明は
    あってしかるべきでしょう。そしてつい最近ロイヤルズと契約した結城は一体どういう扱いになるのか。
    このケースもまたあの文言では解釈の余地が生まれるものですが、誰かが議論して決めたりコミッショナー裁定となるようでは
    もはや人治主義そのもので田澤ルールがルールとしての体をなしていないことを認めるようなものです。

    欠陥ルールはさっさとなくすに越したことはないですが、果たしてNPBがこのルールの運用面の問題をどこまで考えているのか
    そちらのほうが心配になってきます。最後にこの田澤ルール問題は大局的に見れば海外FAやポスティング制度にもリンクする話で
    スポーツ紙やファンの間でもっと議論されていい重要な問題であると思っています。