Hondaの片山皓心投手がパナソニックから12奪三振、4安打1失点完投

社会人野球ドラフトニュース 2022年ドラフトニュース

社会人野球日本選手権では、Hondaのルーキー・片山皓心投手が、パナソニックを9回4安打1失点に抑え、完投勝利を挙げた。

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148キロ左腕

片山皓心投手はこの日、ゆったりとしたフォームからの大きく曲がるスライダーと、ビュッと来るストレートのコンビネーションを軸に、パナソニックを9回4安打12奪三振1失点に抑える好投を見せた。

片山投手は日立一時代は120キロ台の球を投げる左腕投手だったが、素質を評価されて野球の強豪・桐蔭横浜大へと進み、4年生となった昨年秋6勝1敗の成績を残し、横浜市長杯でも3勝を挙げて開花した。

Hondaでも春からエース格と言っても良い起用で実績を積み、この日の日本選手権の初戦でも先発で起用され、見事な投球を見せた。開田監督は片山がいいピッチングを見せ、最後まで投げてくれたのが一番の勝因」と絶賛した。

大学で開花したのが4年秋で少しタイミングが遅かったが、片山投手はプロ入りを目指す。このようなタイプの投手はプロ野球でも面白いと思う。来年にドラフト指名解禁となるが、指名の可能性が十分高くなってきた。

高校3年で120キロ台でも、自分を信じた片山投手の歩みは、プロ野球を目指す他の選手の大きな軌跡になる。

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社会人1年目の左腕が初の大舞台で躍動した。「緊張もあったが、投げられるといううれしさが上回っていた」と落ち着いて試合に入り、初回から2奪三振。以降、チェンジアップやスライダーを効果的に織り交ぜ、8回に藤井健左翼手から本塁打を浴びるまで一度も三塁を踏ませなかった。

140キロ前半の速球は切れ味抜群だ。クリーンアップを迎えた4回は連続三振を奪い、3者凡退。5、6回は同点の走者を二塁に置いたがカーブなど変化球も駆使して得点を許さなかった。

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