富士大、大学野球選手権で四天王が揃うか

大学野球ドラフトニュース 2018年ドラフトニュース

富士大は149キロ左腕の鈴木翔天投手が左ひじの故障で離脱しているが、最速148キロの村上英投手、147キロ左腕の佐々木健投手、186cmの大型右腕・上島迅翔投手の4年生3投手が奮闘しリーグ9連覇を達成した。選手権では鈴木投手が復帰し、四天王が揃うか。

4年生カルテット

昨年秋のリーグ戦で4勝0敗とエースのピッチングを見せていた鈴木翔天投手が、今シーズン開幕前に左ひじ痛を発症して離脱した。リーグ8連覇をしていたチームに、連覇ができるかどうかの不安がよぎったが、それをカバーしたのは同じく4年生の3投手だった。

182cm90kgの大型右腕・村上英投手は、5週連続で1戦目を任され、4勝1敗の成績を残し、また八戸学院大との優勝決定戦でも先発して、8回1失点で完投し、エースの活躍を見せた。

また、左から147キロの速球を投げる佐々木健投手と、186cmの大型右腕で高校から注目されている上島迅翔投手が、先発、リリーフで登板し、3枚看板でリーグ戦を制した。「全国で翔天を投げさせたかった。」と話し、4年生の絆を見せていた。

昨年秋、明治神宮大会に出場した富士大は、大商大に4-1で勝利したものの、続く東洋大戦では1-9で7回コールドで敗れた。鈴木投手は3回3失点して降板すると、3番手で登板した佐々木投手が1回で4失点した。

また、昨年春の大学野球選手権でも立教大との試合で、先発の当時4年生・加藤投手が7回につかまると、リリーフした上島投手、鈴木投手が1失点ずつを喫し、村上投手、佐々木投手がその後は何とか抑えたものの、2-6で敗れている。

全国の壁、特に東洋大や東京六大学の慶応大に勝利できるか、勝ち上がれば準決勝で慶応大と対戦となる。鈴木投手も回復をしており、リーグ戦の4週目からはベンチ入りしているという。まずは四天王が良い状態で入り、初戦の中京大戦に臨む。

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代役エースとなった村上がチームの危機を救った。エース左腕の鈴木翔天(そら、向上=4年)が開幕前に左肘痛を発症し離脱する中、リーグ戦5週連続で1回戦の先発を任されて4勝(1敗)をマークした。八戸学院大(青森)との優勝決定戦でも先発し8回1失点完投で9連覇を達成した。「先輩がつないでくれた連覇は途切れさせられなかった。やっと胴上げ投手になれた」と汗をぬぐった。

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