九州学院・村上慶太選手が日大に入寮、「４年後は絶対にプロに」

村上宗隆選手の弟で、190cm100kgの体から広角に長打を放って注目された九州学院・村上慶太選手が、日本大学の寮に入った。

「4年後は絶対にプロに行く」

190cm100kgの左のスラッガーとして、高校通算は7本塁打しかなかったものの、甲子園では広角に打球を飛ばす技術を見せていた村上慶太選手、昨年のドラフト会議ではプロ志望届を提出していたものの指名漏れとなり、日本大学への進学を決めた。

兄からは「生かすも殺すも自分次第。その気持ちを忘れず頑張れ〟」と言われた事を明かし、「4年後は絶対にプロにいってやるという気持ちです」と4年後に目を向けている。

この日、日本大の寮に入り、兄と同じ神宮球場が戦場となる。昨年、56本塁打を放ち、三冠王を達成したバットをもらったが、「野球をやっている以上は勝ちたいと思っているし、負けたくない」と兄にもライバル心を燃やした。

まずは体格に見合った本塁打の質と数を期待したい。やはり見ているとそれを期待してしまう所がある。昨秋の国体ではホームランを放っており、パワーは十分で後はホームランを打つためのきっかけをつかめるかという感じがする。

日本大の4年間で、最初の2年間は試行錯誤で良いかもしれないが、3年、4年では1シーズンあたり4,5本のホームランを打つ選手になることを期待したい。