常総学院が10年ぶりの決勝進出を懸けた一戦で、主将・水口煌太朗内野手(3年)が攻守にチームを支え、延長10回タイブレークの末に明秀学園日立高を9―8で下して決勝進出を決めた。プロのスカウトも高く評価する内野手で、試合後にはプロ志望の意志を明かした。
先制打と強肩で存在感、一方でほろ苦い失策も
「1番・遊撃」で先発した水口煌太朗内野手は、1回に左前打を放って得点を呼び込むなど4打数1安打。遠投110メートルの強肩を生かした守備でも幾度となく存在感を示した。
しかし10回にはゴロを捕球しながら二塁へ悪送球し、失点につながるエラーを犯してしまう。「ああいう形でミスが出てしまったので、自分の甘さが出た。もう1回引き締めたい」(サンケイスポーツ)と、悔しさをにじませながら自らのプレーを厳しく振り返った。それでもチームは延長の末に逆転サヨナラ勝ちを収め、指揮官と仲間に支えられた主将は次の舞台へと駒を進めた。
複数球団のスカウトが視察、「高校生の中でもハイレベル」
この試合には、巨人、広島、オリックス、東北楽天などNPB複数球団のスカウト陣がスタンドに集結した。中でも際立ったのが、高校屈指と評される守備力だった。
ある球団のスカウトは、「あの守備力は高校生の中でもハイレベル。打つ方でもスイングが強い」と話し、力強い打撃と、高い能力を見せる遊撃手としての守備をプロが注目している。
プロ志望届提出へ、目指すは甲子園
そして水口選手はプロ志望届を提出する方向だという。しかし、今の視線にあるのは目前に迫った夏の頂点だ。この夏の大会に全力を出し切る覚悟を口にした。
「決勝は気持ちのぶつかり合いになる。どういう状況になっても自分たちが絶対に負けず、甲子園に行くという気持ちを持ってやりたい」と、水口選手は決勝への意気込みを力強く語った。プロからの評価も高く、プロ志望届けを提出すれば下位での指名の可能性があると思われる。甲子園出場なるか、そしてその先の進路も注目したい。
【水口 煌太朗】 プロフィール
- 所属:常総学院高校(3年)
- ポジション:内野手(遊撃手)
- 主な特徴や実績:遠投110メートルの強肩を最大の武器とする、プロ注目の遊撃手。夏の茨城大会では「1番・遊撃」としてチームを牽引し、先制打を放つなど攻守に存在感を発揮した。巨人や広島など複数のNPB球団のスカウトから、その守備力を「高校生の中でもハイレベル」と高く評価されている。主将としてチームを10年ぶりの決勝へ導き、プロ志望届の提出を見据える。今後の成長とさらなる飛躍が期待される。









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