走攻守三拍子そろった強打の外野手としてプロ注目の九州国際大付高の牟禮翔選手(3年)の夏が終わった。「1番・中堅」で出場した最後の夏の一戦で、3安打4出塁と気を吐いたが、あと一歩及ばずチームは敗れた。強打で鳴らした注目の外野手は、この試合を最後に高校野球生活に別れを告げ、今後はプロ志望届を提出する予定だ。
1番・中堅で3安打4出塁、9回の反撃も届かず
「1番・中堅」で出場した牟禮翔選手は、この日3安打4出塁と気を吐いた。しかし、打線全体では相手の堅い守りに阻まれ、なかなか得点に結びつかなかった。
2点を追う9回、チームは1死満塁と攻め立て、あと一本が出れば試合が分からなくなる場面までこぎつけた。しかし、ここで一打が出ず、無念の終戦となった。牟禮選手は「最終回はみんなを信じていた。東筑の守備が良かった。相手が強かった」(スポーツニッポン)と、勝利した東筑の校歌を聴きながら涙を流した。
センバツはメンバー外、悔いを次のステージへ
チームは今春のセンバツに出場したが、牟禮選手はメンバー外だった。そしてこの夏も甲子園の土を踏むことはできなかった。「甲子園に踏めなかったのは自分のせいなので。高校生で踏めなかったのは悔いが残っている」と悔しさを口にした。
それでも今大会は、大会直前に右足を痛めていたものの、5回戦の北筑戦でホームランを放ち、この日の3安打で力を見せた。
その悔しさを胸に、牟禮選手は次のステージへと歩みを進める。「監督や保護者の支えでここまでプレーできて感謝しています。プロ志望届は出します。」とプロ志望を明言した。そして、「プロ野球は応援されないとダメだと思う。応援される人になって活躍したいです」(スポーツニッポン)と視線を上げた。
昨秋の明治神宮大会での打撃から始まり、いろいろな事があった1年間だった。この強打の外野手が、秋のドラフト会議でどのような評価を受けるのか注目される。
【牟禮 翔】 プロフィール
- 氏名:牟禮翔(むれい・かける)
- 所属:九州国際大付属高校(3年)
- ポジション:外野手(中堅手)
- 主な特徴や実績:強打の外野手としてプロから注目される好打者。最後の夏となった一戦では「1番・中堅」で出場し、3安打4出塁と気を吐いた。2点を追う9回に1死満塁と攻め立てたチームの反撃はあと一本が出ず、東筑に敗れて高校最後の夏を終えた。今春のセンバツはメンバー外に終わった悔しさを胸に、今後はプロ志望届の提出を予定している。「応援される人になって活躍したい」と次の舞台での飛躍を目指す。










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