広島カープはドラフト会議で指名した10選手の入団発表を行った。選手の推定年俸、背番号、プロでの活躍する姿の予想などをします。
広島カープ2019年入団選手一覧
順位 | 選手名 | 位置 | 出身 | 身長体重 | 投打 | 契約金 | 年俸 | 背番号 |
1 | 森下暢仁 | 投 | 明治大 | 180/75 | 右右 | 10000 | 1600 | 18 |
2 | 宇草孔基 | 外 | 法政大 | 185/83 | 右左 | 8000 | 1200 | 38 |
3 | 鈴木寛人 | 投 | 霞ケ浦 | 186/79 | 右右 | 4500 | 600 | 52 |
4 | 韮澤雄也 | 内 | 花咲徳栄 | 178/80 | 右左 | 4000 | 500 | 54 |
5 | 石原貴規 | 捕 | 天理大 | 173/75 | 右右 | 4000 | 700 | 62 |
6 | 玉村昇悟 | 投 | 丹生高 | 177/75 | 左左 | 2500 | 450 | 65 |
育1 | 持丸泰輝 | 捕 | 旭川大高 | 177/80 | 右左 | 290 | 240 | 123 |
育2 | 木下元秀 | 外 | 敦賀気比 | 183/83 | 左左 | 290 | 240 | 124 |
育3 | 畝章真 | 投 | 四国IL・香川 | 177/83 | 右両 | 290 | 300 | 120 |
新人選手の横顔
ドラフト1位・森下暢仁選手 期待度1年目:☆☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆☆
150キロを超し常時140キロ後半のストレートに、タイミングを外すカーブを織り交ぜる。体力的にまだ線が細い所もあり、1年間を投げ切るかという所だが、1年目から8勝、そしてスピードの速い変化球をさらに磨くことができれば、2年目に12勝前後を期待できる。
ドラフト2位・宇草孔基選手 期待度1年目:☆☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆
打撃と足に関しては1年目から十分やれるレベルにある。肩については普通程度でアピールは難しいが、1番バッターとして打撃と足で見せるプレーはファンを魅了できる躍動感がある。センターかライトでレギュラーを獲るだろう。ただし全力プレーは1年間通すのは難しい。まずは1年間のペース配分などを身に着けたい。
ドラフト3位・鈴木寛人選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆
上背があり、きれいなフォームから140キロ後半の速球を低めに投げることができる。夏の甲子園で打ち込まれたのも不思議なくらいだが、変化球のコントロールとキレが必要か。こういう投手は1年目に全く打たれずに1軍に上がってくるパターンもあり、良い方に懸けたい。プラン的には1年目終盤に1軍で登板という事だと思うが、4,5月でもファームで良ければどんどん1軍で投げさせてほしいと思う。
ドラフト4位・韮澤雄也選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆
打撃も守備も柔らかさのある選手だが、打撃については木製バットでも強くはじき返すことができており、1年目からファームである程度の成績を期待できる。ただし柔らかさに頼るのではなく、強い打球も増やしてほしい。強い打撃も十分見せられる選手。守備は土のグラウンドという事で重宝されると思う。小園選手とショートを争うが、菊池選手が抜けるかもしれないセカンドでも、正田選手のような守備を見せてくれそうだ。
ドラフト5位・石原貴規選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆
捕球のリズムで投手をテンポ良く投げさせる選手で、捕手としての能力に優れる。スローイングの正確さも定評がある。ベテラン・石原捕手のようなタイプ。課題は打撃で、會澤選手からマスクを奪うには打撃が必要になる。
ドラフト6位・玉村昇悟選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆
独特のテイクバックと腕の柔らかさで、力感なく伸びてくるストレートは、今中投手などのタイプ。ストレートのキレとスライダーのキレで三振を奪う事ができ、プロではストレートのスピードをもう1段階上に引き上げたい。
育成ドラフト1位・持丸泰輝選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆
打撃と捕手としてのフットワークの良さもある選手で、育成枠だが期待度は高い。力で飛ばすのではなく、バットをうまく使って飛ばす技術がある。
育成ドラフト2位・木下元秀選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆
野球選手としての荒々しさ、気持ちの強さが見える選手で、どんなプレーにも鋭さ、強さが見られる。体に持つパワーが素晴らしい選手。肩を痛めており外野手としては気になるところだが、もし肩が治ったら、もう一度左腕投手としてのピッチングも見たい所。
育成ドラフト3位・畝章真選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆
サイドからの制球力の良さを評価された。右バッターは打ちづらいと感じる打者もいると思うが、左バッターに対しての攻めが課題。
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