2017年、東北楽天のドラフトの狙い

東北楽天ドラフトニュース 2017年ドラフトニュース

2017年度の12球団のドラフトの狙いを予想。今日は東北楽天編。

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東北楽天

〇タイプ:育成型、投手優先型
〇監督:捕手出身、バランス型
〇決定者:星野仙一球団副会長
〇補強ポイント:主軸打者、センターライン、先発投手、リリーフ投手
〇近況:履正社・安田尚憲選手、JR東日本・田嶋大樹投手にスカウト姿見せる。清宮幸太郎選手には星野氏が縁があるが、大学進学ではないかと発言

東北楽天は2005年から昨年まででドラフト1位で野手を指名したのは、2015年のオコエ瑠偉選手1人のみ、圧倒的に投手優先のドラフトを見せている。2011年までは社会人、大学生の1位指名もあったが思うような働きが見られず、2012年からは1位は全て高校生となっている。下位指名は各ポジションをバランスよく指名している。

梨田監督は日本ハムの監督時代を見てもバランス型かやや投手中心というイメージで、はっきりとどういうチームという形ではないように思える。打順を大きく入れ替えるようなこともせず、守備もローテーションもシーズンを通して固定選手を増やしていくような感じ。

フロントは星野氏が副会長という職責になり中心となっている。監督時代からフロントに強く意見を出したりしていた。フロントとなってからはあまり派手な動きをしないが、肝心な試合には球場に姿を見せたりする。スカウティングは長島哲郎スカウト部長を中心に行い、星野氏との連携もよく梨田監督との風通しも良い。現場でポジションに穴があれば、同じポジションの選手をまとめて指名したりと大胆な指名をしてくる。

 

チームの戦力的には長年課題だった遊撃手に昨年のドラフトで吉持選手、茂木選手を獲得し、茂木選手が昨年1年間勤め上げた。サードには今江選手をFAで獲得したが、こちらは期待に応えられてはいない。

センターラインではベテランになってきた聖澤選手のセンターに島内選手が入り、捕手も嶋投手一人から、こちらもルーキーの足立選手を起用し世代交代のテコ入れをしつつある。ただし、先発投手を見ると則本投手でも11勝11敗で、記録にはならない失点が多いのではないかと思う。茂木選手はショートの選手ではなく本来はサードだと思うし、センターラインはオコエ選手も含めもう少し代わっていく余地がありそうだ。

打線は外国人のウィーラー選手が137安打でチームトップと寂しい状況、打率.270くらいの選手は多いが、爆発力を持った打者、1年間通して安定した打撃を見せられる打者がいなかった。外国人の軸が無ければ固定された打順の選手は一人もいない厳しい状況となっている。

本塁打数を見ても1軍で日本人最多は島内選手の9本、次が茂木選手の7本と非常に寒い状況。ファームでは内田靖人選手が13本を打っており1軍で起用したいが、ポジションがサードで今江選手と重なる。ファームでそれに続くのが、なかなか芽が出ない中川選手の9本で、長打を期待できる選手が欲しい。

捕手は嶋投手の能力は高いものの、ベテランとなっている。しかし足立選手や下妻選手、堀内選手、石原選手と若い捕手を獲得しており、この中からポジションを奪う選手を待ちたい。

投手では12球団でも屈指の投手である則本投手が11勝11敗、防御率2.91と悪くないため打線の援護がない元も考えられる。そうすると塩見投手の8勝10敗、美馬投手の9勝9敗も、もう少し勝ち越しても良いかもしれない。則本、安楽、辛島、美馬、釜田、塩見とローテーションを回せる先発陣はいる印象。

左腕は上位で積極的に獲りに行っており、補強ポイントの一つとなっているが、松井投手はリリーフで活躍しているが、長谷部投手が活躍できず、森投手も伸び悩んでいる。昨年も2人のサウスポーを獲得をしているが、継続して狙っていきたい。

若手では古川侑利投手が期待されるか。またルーキーの藤平尚真投手、池田隆英投手はものすごく高い素質を持っているが、先発でエースとして勝っていける投手になっていけるかというと、その確実性という点で不安なところがある。

リリーフは松井裕樹投手を中心に福山投手、青山投手、金刃投手、ミコライオ投手が務め、それぞれ実績は残しているがやや層は薄いようにも感じられる。若い松井投手は左の先発に持っていきたい思いもあり、リリーフにドーンと構えられる投手が欲しい。昨年多くの投手を獲得したが、今年も投手は欲しい。

 

ドラフト候補は

野手の候補が本当に必要だと思う。和製大砲候補は球団創設以来ずっと補強ポイントとなっており、中位から下位で可能性のあるスラッガーを獲得しているものの、まだ芽が出ていない。内田選手のように上位で獲得した選手は芽が出てきているので、上位で狙うべきスラッガーを獲得したい。

 清宮幸太郎選手は喉から手が出るほど欲しいが他球団も殺到するとみられる。履正社・安田尚憲選手のうちどちらかを1位で獲得したい。獲得できた場合でも2位でもスラッガー候補を見極め、日通の北川利生選手や横浜高の増田珠選手などを指名しても良いし、またはショートの候補として奈良学園大の宮本丈選手も欲しいところ。

3位以下でもセカンドを守れる智弁学園のスラッガー・太田英毅選手や、やや伸び悩んでいるものの常総学院の宮里豊汰選手など、可能性のある選手が欲しい。

1位でスラッガー獲得すべきスラッガーが獲れなかったときは、絶対的リリーフとなりそうなヤマハ・鈴木博志投手を獲得し、松井投手を先発に回したい。サウスポーでは東大の宮台康平投手、JR東日本の田嶋大樹投手もおり、こちらを狙う可能性もある。

東北楽天ゴールデンイーグルスのドラフト会議

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