楽天育成ドラフト2位・則本佳樹投手、目標は兄ではなく岸投手

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東北楽天が育成ドラフト2位で指名した、山岸ロジスターズの則本佳樹投手は、目標としている投手について、「兄ではなく、岸さん」と話した。

130キロ後半のストレートとカーブ・スライダーのコンビネーション

東北楽天のドラフト2位で指名された則本佳樹投手、兄は東北楽天のエース・則本昂大投手。最速145キロを記録しているが、130キロ後半のストレートと、カーブ、スライダーなどの変化球で打たせて取るのが特徴で、東北楽天は「兄が良い投手なので何か持っているかもしれない」と育成2位での指名をした。

プロでは兄を目指すのかと思いきや、「兄のように強気に三振を取りにいく形は合わない。全くの正反対かもしれないが、岸さんのように変化球を織り交ぜて打たせて取る形を目指す。早く支配下登録されたい」と話した。

山岸運送では、トラックのボディーのデザインをする仕事をしており、「パソコンで絵を施工していた。理不尽な対応をこなすことで、マウンドで崩れることもなくなった」と話し、仕事での苦労が投球にもつながったと話す。

ビジネスマンをしながら草野球をしている人には心強いアドバイスだ。もしかすると仕事で苦労することで投球が良くなり、ドラフトで指名されるかもしれない。

来年は則本昂、則本佳として名前が表示されるようになる。1軍で、則本昂 → 則本佳のリレーを見たい。

2018年ドラフト会議 指名選手一覧

勤務する山岸運送では、パソコンを使ってトラックのボディーへのデザインを担当。「パソコンで絵を施工していた。理不尽な対応をこなすことで、マウンドで崩れることもなくなった」。平日の全体練習は業務後の水曜と金曜のみ。足りないぶんは自主トレで補った。

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