阪神・矢野監督、ドラフト1位指名の近本光司選手を2番センターで起用へ

近本光司

ドラフト会議の翌日、阪神の矢野新監督は、ドラフト1位で指名した大阪ガス・近本光司選手に指名あいさつをした。そこで2番・センターで起用するイメージを固めた。

2番で起用

阪神・矢野監督は近本光司選手と対面すると、今年3月に入籍し、12月に挙式を行う事などを聞き、「いいヤツっていう言い方はちょっとよくないけど。だって中学校から奥さんと付き合って結婚して、スゴいやん」と話し、人間性を評価した。

そして170cm72kgの体だが50m5.8秒の足を見せる近本選手に、「嫌やね。自分の理想なんだけど、2番は左がいいのよ。で、足速いヤツがいいのよ。俺の理想は。そういうところでは合うなという気はする」と話し、「捕手をやっていたとき、2番でそういうヤツが来たら、うわあ、すげぇ攻めにくいなというのがあった」と話し、自らのイメージを元に、2番で起用するイメージを固めた。

近本選手も「思っていたような方で、とても優しくて。自分の野球観も語っていただいて、それで自分のプレーに合わせていければ」と矢野監督の印象を話し、「球団があるのはファンの方や観客、球場に来てくださった人のおかげ。まずはファンの方に感謝して、その人のためにプレーしたいと思う」と話した。

阪神は今年1番で、左の糸原選手が入るようになった。しかし2番には植田選手、北條選手、熊谷選手、鳥谷選手、島田選手、大山選手など、いろいろなタイプの選手を起用し、金本監督の試行錯誤が見えた。球界では2番に強打者を置くというスタイルも出ているが、矢野監督は2番は足が速く、何でもできるいやらしい選手が入るのが利用としているようだ。

まさかの1位指名で朝から電話やメールの嵐だったという近本選手、阪神の2番として自慢の足でプレーする姿が想像できる。

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聞けば聞くほど好青年だった。新婚で、そのうえ一途な愛を成就させたと知ってしまうと、矢野監督は野球の実力以外にもゾッコン。こんな「いいヤツ」の近本に、あらゆる作戦を繰り出す厄介な男になってもらう。

 「嫌やね。自分の理想なんだけど、2番は左(打者)がいいのよ。で、足速いヤツがいいのよ。俺の理想は。そういうところでは(近本は)合うなという気はする」

 捕手・矢野として見た近本について問われ、こう即答だ。

「思っていたような方で、とても優しくて。自分の野球観も語っていただいて、それで自分のプレーに合わせていければ」

 現役時代の指揮官の印象は「僕が見ていた阪神で、ずっとスタメンマスクをかぶっていて、勝負強いバッター」。そんな矢野監督との会話では「失敗を繰り返して、どんどん先に進んでいく」という言葉が胸に響いた。理想の選手にOBの赤星を挙げ、来季は「新人王と盗塁王を目指して頑張っていきたい」と鼻息を荒くした。


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