福岡ソフトバンク・王会長が清宮選手獲得を熱烈希望、ドラフト1位指名へ

清宮幸太郎, 早稲田実

福岡ソフトバンクの王貞治会長は、早稲田実の清宮幸太郎選手に対して「欲しいよね」と話し、高校の先輩、そして野球界のホームラン王からの熱いメッセージを送った。

何球団くらいきそうなの?

王会長はこの日、ヤフオクドームに姿を見せ、待ち構える取材陣を見ると、「清宮だよね」と口を開いた。そして、「欲しいよね。技術もネームバリューもある。」と話し、獲得を熱望していることを明らかにした。

また自らの868本塁打を目標にしている事について「そういう目標を持てるのは大したもの。我々はそんな目標はなかった」と話し、「キャプテンをやったり、英語も話す。18歳だけどチームに入ってもすんなりいけそうなという雰囲気もしているね」と続けた。

また取材陣に対して、「何球団くらい、きそうなの?」と逆取材、「工藤監督の方がくじ運がいい。そんなことをして外れたら、一生言われてしまう」と話し、ドラフト1位指名の抽選で高橋純平投手、田中正義投手と2年連続でくじ引きで当てている工藤監督に託すことを明かした。

球団として決定は?

後藤オーナー代行兼球団社長は、「長距離打者の資質はまれに見る素材と、スカウト陣の意見も一致しています。最有力候補の一人」と話したものの、「組織の意思決定は何もしていません。うちはギリギリまで決めない。スカウト、王会長ともよく議論したい」と話した。しかし「同窓の先輩でもあるし、強い関心をお持ちでしょうし、魅力的」と、王会長の希望に沿っている事も話した。

チーム事情としても中軸を打つ内川選手は35歳、松田選手は34歳、柳田選手などもいるものの、日本人で4番を任せられる選手が欲しいのは間違いない。右の大砲が欲しいというのもあるが、素直にいけば清宮選手の1位指名で納得といえる。

ただし王会長が巨人の監督時代、PL学園の清原和博選手にラブコールを送りながら、桑田真澄投手を1位指名した事がある。チームを冷静に分析する所があり、ドラフト当日に右の大砲で正捕手候補の中村奨成選手、という事もあるかもしれない!?

福岡ソフトバンク、過去のドラフト指名一覧
2017年度-高校生のドラフト候補リスト

「欲しいよね。技術もネームバリューもある。18歳だけど、チームの中に入れば、すんなりいきそうな雰囲気」

 1位指名を明言したかのような、“ラブコール”だ。これまでも「プロで通用する」と評価してきた早実高の後輩でもある大砲の選択を、「プロはチャレンジしがいがある」と支持。自身が持つ世界記録の868本塁打を目指すと清宮が話したことも「そういうところを目標に持っていけるのは大したもの。われわれなんか、目標は全然持っていなかった。頑張ってほしい」とたたえた。

王会長は「(1位指名は)何球団になりそうなの?」と報道陣に逆質問し、「今までの記録は8つ(球団競合)だっけ? それは超えるんじゃないの?」と1989年の野茂英雄、90年の小池秀郎を超える過去最多の争奪戦すら予想した。くじ引きになった場合、工藤監督は王会長に託すプランを明かしており、球団内でも王会長を推す声が多い。


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