ヤクルト・小川SDは盛岡大付・平松竜也投手に注目

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甲子園で視察をしている東京ヤクルト・小川SDは、盛岡大付で143キロを記録した平松竜也投手に注目し、肩の状態を気にしていた。

9回136球

盛岡大付の平松竜也投手はこの日、初回に143キロを記録すると9回にも143キロを記録した。最速は145キロの右腕で力強いストレートが魅力、この日もストレートで押し込み、9つの三振を奪うなど威力を見せた。

しかし平松投手はセンバツの前に右肩の剥離骨折が判明し、センバツでは1試合に登板したのみ、その後も6月までは本格的な投球はできなかった。6月から投球練習を始めると7月の岩手大会4回戦で復帰の登板を果たすものの、岩手大会後は右肩に痛みがあり再びノースローで、2日前にブルペンで30球を投げただけでこの日の先発を迎えていた。

その影響もありこの日は9つの四死球を与えた。それでも相手打線を2安打に抑えるピッチングで、本人も驚く完投勝利だった。関口監督も「復帰したというより進化した」と成長を認めた。

肩の状態をチェック

甲子園で視察をしている東京ヤクルトの小川SDは、「パワーピッチャーで1回にも9回にも143キロが表示された。縦横のスライダー、カーブといった変化球でも腕が振れ、インサイドで空振りも取れていた」とピッチングの内容を評価した。また「ベンチとマウンドの往復、打者走者としての走り方もいい」と話した

一方で、「登板までの調整はキャッチボールと実践的なシート打撃1回だけだったと聞く」と状態について把握しており、「10日間ノースローでこの日、136球を投げ切った方の状態はどうか。」と今日の登板だけでなく、明日以降の肩の状態について気にしていた。

十分力のある投手として評価されている平松投手だが、右肩の故障などもあり、プロのスカウトもそこに注目をしている。この日の投球の影響がなく次の試合でも投げることができれば、スカウト陣の不安はやや軽減されるかもしれない。ただし、実績的にもう少し欲しい事、また制球など課題もあることから、大学などで成長を見てからという判断になるのではないかと思う。

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ベンチとマウンドの往復、打者走者としての走り方はいいが、岩手決勝から10日間ノースローで、この日136球を投げ切った肩の状態はどうか。登板まで調整は、キャッチボールと実戦的なシート打撃1イニングと聞いた。春のセンバツ前に痛め、完治しても不安は残るもので、それが9三振9四死球にも表れていた。

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