日刊スポーツの毎年恒例の、夏の高校野球選手権地方大会の注目選手特集、2日目のこの日は、投手編②として3人の投手が紹介された。
3投手
この日、紹介されたのは旭川実・田中楓基投手、広島新庄・花田侑樹投手、福岡高・井崎燐志郎投手の3人。
旭川実・田中投手は、昨日の試合で自己最速タイの148キロを記録、4安打12奪三振で完封勝利を挙げたが、その模様を紹介している。

旭川実・田中楓基投手が夏初戦で148キロ、9回12奪三振完封に8球団視察
ドラフト上位候補の旭川実・田中楓基投手が夏初戦を迎え、旭川明成を9回4安打12奪三振で完封した。
広島新庄の花田投手は、センバツで140キロの速球を見せ、8回途中まで無失点ピッチング。この投球によりプロのスカウトの評価が上がった。入学時から注目された選手だったが2年夏に右手首を骨折し、ブレークしたのは3年春となった。センバツ後は疲労回復のため登板を回避しているといい、夏に向けて力を貯めている。
福岡の井崎投手はプロ11球団が注目する。188cm86kgの体から150キロの速球を投げる。学力でも名門の福岡高校に入学し、当初は筑波大、早稲田大、慶応大などで野球をするため進学を考えていた。しかし、昨年夏の福岡独自大会で福岡大大濠の山下舜平大投手(オリックスドラフト1位)と投げ合って勝利し、「真っすぐだけなら負けていなかった。山下さんと対戦してプロが身近になり、目指したいと思った」と、プロ入りへと進路を変えた。
まずは夏の甲子園出場を果たし、昨年の山下投手のように、最後の夏に大きく評価を高めて秋のドラフト会議を迎えたい。
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ドラフト候補全員!?会いに行きます 投手編② 日刊スポーツ紙面 2021/7/2
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