九州六大学では福岡大vs西南大の試合が行われたが、ドラフト注目捕手の梅野隆太郎捕手は右肘痛のため大事をとって欠場した。
梅野捕手は大学日本代表の正捕手を務めるなど即戦力捕手候補として注目されているが、オープン戦で右肘を痛めていた。前日の試合は出場したものの2打数ノーヒットだった。梅野選手は「今日は無理をしないで次節の北九州市立大戦に備えると、大事をとっての欠場であることを強調した。
東京六大学では明大3年生の山崎福也投手が調子が良く、この日は7安打を許したが、8回から5者連続奪三振で試合を締めるなど12三振を奪って完封勝利を挙げた。
この日は145km/hを記録するなどストレートのキレが良く「右打者への内角速球が良かったです」と内角を攻めた。次節では早大の同じ3年生・有原航平投手との投げ合いとなりそうだ。
今年のドラフト候補の岡大海選手は調子が上がらない。4番を任されたものの初戦が3打数ノーヒット1三振、2戦目も4打数ノーヒット、この日は6番に降格しようやく初安打が生まれたが3打数1安打、1年生・沢田圭佑投手など立教大投手陣に抑えられた。この春の状態でドラフトの評価が決まりそうなだけに、プレッシャーもあるのだろうか。ようやく初安打が生まれた、これからが勝負だ。
東京六大学野球リーグ第2週第3日(22日、神宮)3回戦1試合を行い、明大が立大に1-0で勝ち、2勝1敗で勝ち点1を挙げた。明大は、先発左腕の山崎福也投手(3年)が7安打されながらも12奪三振の完封で、一回に挙げた1点を守った。山崎は今季2勝目(通算7勝)。
山崎が115球でリーグ戦初完封を飾り、勝ち点をもぎ取った。最速145キロの直球を主体に丁寧に投げ、最後は5者連続三振で締めた。3月の米国遠征では米マイナーチームとの2試合で計9回無失点、緩急の使い方を覚えた。先発で7回2失点の1回戦に続く白星に「最後までヒヤヒヤでしたが、完封は自信になります」と笑顔。「彼の野球人生で最高の投球をしてくれた」と善波監督もべたぼめだった。
コメント