中央大・五十幡亮汰選手が3盗塁、足には足で勝利

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東都リーグの1部2部入れ替え戦の2戦目は、中央大が日大に5-1で勝利した。中学時代に陸上の100m、200mで日本一だった五十幡亮汰選手が日大をかく乱した。

足には足で

前日の1回戦は、日大で俊足で今年のドラフト候補となっている長沢吉貴選手が、中央大の内野守備のエラーを誘い勝利をしていた。

この日は中央大の足のスペシャリストの出番だった。2番センターで出場している五十幡亮汰選手は、中学時代に陸上の100m、200mで日本一になった選手で、陸上界で期待されているサニブラウン選手よりも速かった。

その五十幡選手は初回、レフト前のヒットで出塁すると、すかさず二盗を決め、3番・内山選手のセンター前ヒットでホームに生還する。また5回にもライト前ヒットで出塁すると再び二盗を決め、4番・吉田選手のヒットで生還した。五十幡選手はこの日3打数2安打に3つの盗塁を決めた。

日大の八田夏捕手もドラフト候補に挙がる捕手だが、五十幡選手にかき回された事に、「自分のせい。しっかり投げないといけない」と話した。

エースも好投

この日の先発はこの春に149キロまで球速を伸ばした伊藤優輔投手、この日も課題の細かい制球が良くない所も見られたが、最速146キロを記録した速球で押し、「だんだん力が抜けていって、要所でツーシームがうまく決まりました」と話すように、試合終盤にはツーシームが有効な球になった。

7回を投げて2安打7奪三振3四死球で無失点、1戦目は2年生の畠中優大投手に先発を譲ったが、エースの投球を見せた。

今日の3戦目は雨天で延期となった。次戦は中大・伊藤投手、日大・上原投手のエース対決、そして日大・長沢選手と中大・五十幡選手の足の対決にも注目される。

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尻上がりに調子を上げていった。細かい制球に苦しむ場面もあったが、最速146キロを計測した直球を軸にテンポよくゼロを重ねた。「だんだん(回を重ねるごとに)力が抜けていって、要所でツーシームがうまく決まりました」と笑顔を見せた。

守備では足にかき回された。1回1死一塁から五十幡亮汰(2年・佐野日大)に二盗を決められ、直後に先制打。1点ビハインドの3回1死一塁では、またもや五十幡の二盗から追加点を奪われた。五十幡の3盗塁を含む計4盗塁を許し、八田は「自分のせい。しっかり投げないといけない」とうなだれた。

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