東洋大が１部昇格、ソフトバンク・岩崎峻典投手、ロッテ・一條力真投手などが登板

東都リーグの１部２部入れ替え戦では、２部１位の東洋大が東京農業大に２連勝し、１部昇格を決めた。福岡ソフトバンクのドラフト６位・岩崎峻典投手が先発し、千葉ロッテドラフト３位の一條力真投手が最後を締めた。

大勝

１回戦はサヨナラで試合が決まる接戦となったが、この日は初回から東洋大が相手のミスにも漬け込み８点を奪って一気に勝負を決めると、その後も勢いが止まらず、１９−２で勝利し、２連勝で１部昇格を決めた。

福岡ソフトバンクにドラフト６位で指名された岩崎峻典投手は、前日の９回のリリーフに続いて連投となったがが先発をし、５回６安打２失点にまとめた。「２連勝して終わる気持ちでした。良くはなかったですが、点数を取ってくれたので１点ＯＫという中で投げられた」と話し、大学野球最後の投球を終えた。

また、８回には千葉ロッテにドラフト３位で指名された一條力真投手が登板し、２回を１安打無失点に抑えて締めた。９回にランナーを出したことに「最後は３人三振で終わりたかったですけど」と話したが、こちらも大学最後の投球を、１部昇格という形にして投げ終えた。

プロ野球へ飛び立つ。岩崎投手「信頼される投手になりたい」と話し、一條投手も「今後に」と話す。これからはパ・リーグのライバル球団として、タイプの違う二人がどのような対決を見せてくれるのか注目したい。