巨人ドラフト５位・又木鉄平投手、シート打撃で打者６人から４奪三振

巨人キャンプではドラフト5位の又木鉄平投手が存在感を大きくしている。

社会人出身左腕

又木鉄平投手は日本生命で3年間投げ、昨年のドラフト5位で巨人に指名された。ドラフト会議後の社会人野球日本選手権では、安定した素晴らしい投球を見せており、この投球がドラフト前だったらかなり評価が高かったのではないかという投球だった。

この日、キャンプではシート打撃が行われ、ドラフト1位の西舘勇陽投手や2位の森田駿哉投手も持ち味を見せる投球をした。そして又木投手は萩尾選手、門脇選手、岡本和真選手を相手に好投を見せる。打者6人に対して4三振など完璧に封じ込め、大きなアピールをした。

特に左打者のインコースにグイグイと攻める投球に、杉内コーチも「投げられるね。自信があるんだろうね。なかなか自チームに投げにくいんだけど。真っすぐで空振り取れるってのはすごいでかいから。思った以上に真っすぐがきてんなと思いますね」と評価した。

昨年の日本選手権を見て、先発ならばローテーションに入ってくる。リリーフでも40試合くらいを投げて勝利に貢献できる投手だと思った。開幕1軍はもちろん、1軍でかなり良い活躍を見せてくれそうだ。