立教大の田中和基は9月10日に既にプロ志望届を提出していることが分かった。遠投125m、50m5.89秒の外野手で長打力もあるスイッチヒッターとして注目されている。
トップクラスの身体能力
田中和基選手は西南学院高校出身で、高校時代は通算18本塁打を放つ捕手としてプレーをしていたが、3年夏は福岡大会3回戦で敗れている。強い大学でプレーすることを望み、立教大に進学を決めるとポジションも捕手から外野手に転向し、2年生の秋には下位打順ながらレフトのレギュラーとして規定打席に到達、打率.302に2本塁打を記録した。
3年秋には規定打席に達しなかったものの10試合に出場して打率.353、ホームランを4本放ち、柳裕也投手や上原健太投手などにホームランを浴びせた。春のシーズンは打率を.256に落としたものの2本塁打を放っている。
田中選手について福岡ソフトバンクの小川育成部長兼スカウト室長は、「身体能力が高い」と評価、まだ実績的には不十分な面があるものの、遠投、俊足、そして長打力に注目をしている。田中選手はすでにプロ志望届を提出しており、その身体能力を活かしてプロへ挑戦する。まずはこのリーグ戦でギリギリまでアピールを続け、その挑戦権を獲得したい。
プロ入りへスイッチON、田中・東六のギータ 西日本スポーツ紙面 2016/9/14
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