亜細亜大の150キロ右腕・草加勝投手が完封勝利、1年生・石川ケニー選手が4番で活躍

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亜細亜大は、先発した150キロ右腕で今年のドラフト候補の草加勝投手が完封勝利、1年生で開幕4番に抜擢された石川ケニー選手が、プロ注目の西舘勇陽投手から先制タイムリー2ベースヒットを打った。

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ドラフト1位候補投手相手に勝利

この日の中央大戦は、プロ注目の155キロ右腕・西舘勇陽投手との対戦となり、厳しい戦いが予想されたが、亜細亜大先発の草加勝投手が意地を見せた。

初回、2回はヒットで、3回は死球を与えてランナーを背負う投球となり、「立ち上がりが不安定で投げ急いでいた」と話す。しかし4回からフォームを修正すると球の質がよくなり、スライダーをコースに決めてカウントを取り、角度のあるストレートでフライでアウトを稼いだ。6回から9回まではすべて三者凡退に抑えた。

生田監督も「僕はエースなんだという気持ちを全面的に出してくれた。今日の草加は満点。ナイスピッチングでした」と話した。

また、1年生で4番に抜擢された石川ケニー選手選手は、ドラフト1位候補投手を相手に2回の第1打席は空振り三振に倒れた。しかし、ランナーを2塁に負いて迎えた4回の第2打席では、128キロのスライダーを捉え、左中間を破る先制のタイムリーヒット、大学野球初安打と初打点を記録した。

生田勉監督も「西舘君は東都で一番いい投手だと思うけど、彼の怖さを知らない積極性に懸けました」と、相手投手の凄さを知らない1年生の活躍に笑顔だった。石川選手はオープン戦で登板しており、二刀流としてプレーするが、「1年春は打撃に集中。チームに貢献できる選手になりたいです」と話し、4年後のプロ入りを目指す。

西館投手に投げ勝った草加投手は「勝ちに導けるようなピッチングができたのが良かったと思います」と話す。リーグ開幕戦はエースと1年生4番の活躍で快勝だった。

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