上武大が優勝、進藤勇也捕手に巨人・オリックス・日本ハム・DeNAなど10球団17人スカウト視察

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関甲新大学リーグでは上武大vs白鴎大の試合が行われ、上武大が8-3で勝利し全勝優勝を決めた。プロ注目の進藤勇也捕手に10球団17人のスカウトが視察、守備でチームを優勝に導いた。

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「ディフェンス面は何も欠点がない」

進藤勇也選手はこの日、先発の笹森公輔投手が8回途中まで抑えるも、ノーアウト満塁のピンチで2番手の1年生・木口永翔投手が登板する。

力強い腕の振りから140キロ後半の速球を投げる木口投手は、筑陽学園で入れ替わりで卒業した先輩の進藤選手は「木口は上体が突っ込んで腕が小振りになって球がこなくなる。腕を弾くジェスチャーをした」と後輩をしっかりとリードし、ストレートとスライダーで3者連続三振を奪いこのピンチを無失点に抑えると、9回も抑えて勝利した。

進藤選手は今季は9試合で打率.167と苦しむ。それでも「スローイング、ブロッキング、立ち居振る舞いが自分の魅力」と話し、「一番最悪なことは、打撃の調子がリード面に影響すること。守備面で崩れるのはあってはいけない」と守備で崩されないことを意識してプレーした。打撃では貢献できなかったが、チームを優勝に導いた。

この日は巨人、オリックス、北海道日本ハム、横浜DeNAなど10球団17人のスカウトが視察に訪れ、

北海道日本ハム・大渕GM補佐兼スカウト部長:「守備は間違いない。素晴らしい。肩の強さはもちろん、ディフェンス面は何も欠点がない。テンポ。配球。信頼できる」

横浜DeNA・八馬アマスカウトグループリーダー:「肩も強いし、ブロッキングもうまい。ディフェンスの能力は高い。捕手の候補の中ではトップ。レベルが高い」

と評価した。

進藤選手はドラフト会議について、「結果は変わらないので待つだけ」と話す。今年のドラフト候補の捕手として、最初から最後までドラフト上位候補の評価のまま、10月26日のドラフト会議に臨む。2位までには名前が呼ばれそうだ。

関甲新の他のドラフト候補は?

関甲新リーグからは他にも155キロ右腕の冨士隼斗投手や山梨学院大・宮崎一樹選手、福島圭音選手などがプロ志望届を提出しているが、宮崎選手はこの日は3四死球で出塁をするなどし平成国際大にコールド勝利、リーグ2位となって関東地区大学野球選手権出場を決めた。「やることはやったと思う。あとは次の試合に向けて準備したいです」と話した。

福島選手はこの日の試合で上武大に敗れ、今年の公式戦が最後となり、試合後は涙を見せた。それでも4年間を振り返り、「走塁が一番成長した。春20個の記録を作れたのは自身になるし、これからにもつながる」と話した。

平成国際代はこの日は冨士投手は登板しなかったが、プロ志望届を提出している木村樹生投手が先発し3回4安打3四死球で4失点、同じく黒沢颯斗投手が1番手で登板し1回1安打4四死球で4失点とアピールできなかった。宮平陸選手は3番センターで出場するも2打数ノーヒットだった。

新潟医療福祉大の目黒宏也投手は同点の9回に登板するも4失点し敗戦投手となった。俊足の大久保翔太選手は出場が無かった。

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