大阪桐蔭が初戦突破、藤原選手、根尾選手など日本ハムスカウト「レベルが違う」

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大阪桐蔭が明治神宮大会初戦で駒大苫小牧と対戦し、4-2で勝利した。派手な試合とならなかったが、チームとしての完成度の高さを見せ、北海道日本ハムスカウトは、藤原恭大選手、根尾昂選手を絶賛した。

目立った成績はないものの

この日はローテーション通り、190cm左腕で来年のドラフト候補の横川凱投手が先発、キレの良いストレートで安定感のあるピッチングを見せ、5回を4安打2失点にまとめた。6回からは柿木蓮投手が登板し、4回を1安打4奪三振で無失点に抑えた。

最速146キロの球を投げる柿木投手だが、この日は東京入りしてからの調整に失敗し、「肩や体のコンディションが良くなかった。力を入れようとしても、入らなかった」という状態で、力を抜いて制球力を重視して投げた。最速140キロ、大体が130キロ台の投球だったが、近畿大会からこの日まで登板した3試合で20イニング連続無失点とした。

また打線でも1番の藤原恭大選手は4打数1安打、4番の根尾昂選手は2打数ノーヒット2四球だった。

北海道日本ハムスカウト絶賛

それでも視察した北海道日本ハムの山田スカウト顧問は、「立浪や片岡がいた時代のPL学園みたいだね。レベルが違う。特に藤原と根尾。センバツ大会でも優勝候補筆頭でしょう」と話した。

藤原選手と根尾選手は、試合前の練習から他の選手から頭一つ抜けている印象を与える。試合でも守備や打席の雰囲気があり、プロのスカウトも魅了される。

この日、この大阪桐蔭戦には1万6000人の観客が訪れた。ドラフト1位指名選手が何人出るかに注目が集まる大阪桐蔭、明治神宮、センバツ、夏の甲子園、国体と無敗で1年間いけるかというレベルの違う話が出てくるくらい、注目度も期待も高い。

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2番手で登板した来秋ドラフト候補の大阪桐蔭エース柿木は、4回を1安打無失点の好救援。チームを準決勝に導いたものの「肩や体のコンディションが良くなかった。力を入れようとしても入らなかった」と反省しきりだった。

 持ち味の140キロ台後半の直球は影を潜め、130キロ台が大半。試合前のキャッチボールから不調を感じ、脱力して制球重視の投球に切り替えた。西谷浩一監督は「難しいながらも最低限(やるべきことは)やってくれた」と及第点を与えた。

これで秋季近畿大会以降は、3試合で計20イニング連続無失点。今秋の公式戦は、履正社との大阪大会決勝での2失点以外は点を与えていない。プロの注目度も高まっている右腕は「ベンチでも練習でもエースという自覚を持って、言動はしっかりしようと思っている」。今夏の甲子園3回戦、仙台育英にサヨナラ負けを喫して涙を流した男は、心身ともに成長を遂げている。

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