大商大・上田大河投手、中指の皮が向け4回途中6失点降板

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9月16日の大阪学院大戦でノーヒットノーランを達成した大阪商業大の上田大河投手だが、この日の龍谷大戦では4回途中までに6失点し降板した。

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「言い訳にならない」

上田大河投手は先週のノーヒットノーランの投球で右手中指の皮がめくれており、この日までに思うような投球ができず、まだ完治していない状態だったという。しかし登板を志願してこの日の龍谷大戦に先発した。

それでも思うような投球はできなかった。初回に3安打で2失点すると、4回にはタイムリーヒット2本を浴びるて降板、3回2/3を投げて8安打6失点だった。

「何も言えることがない。チームの役に立てなかった。力不足です」と話し、状態については「行けると言った以上は言い訳にしかならない。悪いなりの抑え方をしないといけなかった」と反省の言葉が出た。

上田投手は昨年冬の侍ジャパン大学代表候補合宿でも、秋のリーグ戦の疲労で状態が良くなく、紅白戦では打ち込まれてしまった。また、8月の侍ジャパンU18代表との壮行試合でも1回無失点に抑えたものの、154キロ右腕の力は見せられずに、細野投手や常広投手といった他の投手に話題をさらわれた。

大学3年で大学代表入りするなど、大学トップクラスの投手であることは間違いないのだが、めぐり合わせによっては何かもやもやするものが残る所もある。

まずは右手を治し、残りの試合で大学生の上田投手の集大成となる投球を見せたい。

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