静清高・内藤優央投手が東北福祉大合格、最速145キロ大型左腕が「4年後ドラフト1位」へ再出発

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大型左腕としてプロからも注目された静清高校(静岡)の内藤優央投手(3年)が、仙台六大学野球連盟の強豪・東北福祉大学社会福祉学部の学校推薦型選抜入試に合格したことがわかった。身長186センチの長身から投げ下ろす最速145キロの直球を武器に、大学日本一の名門で「4年後、ドラフト1位でプロに行きます」と高らかに宣言した。

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プロ志望届提出も指名漏れ、悔しさ糧に「4年後」へ

内藤優央投手は、大型左腕投手としての将来性や、145キロの素質も十分と評価され、プロのスカウトも視察に訪れていた。各球団から調査書も届いていてプロ志望届を提出、支配下指名限定で指名を待ったものの、ドラフト会議での指名は無かった。しかし想定内として、プロと並行して進学についての準備も進めており、気持ちを切り替え、新たなステージでの挑戦を決めた。

進学先の東北福祉大学は、リーグ通算78度の優勝、全日本大学選手権優勝4度を誇る名門中の名門だ。夏休みに練習参加した際、ハイレベルな環境と選手の意識の高さに刺激を受けた。今年のドラフト会議でも櫻井頼之介投手(中日2位)、堀越啓太投手(西武4位)、新保茉良内野手(中日5位)の3人が指名を受けるのを見て、「間違いなく、頑張り次第でプロに近づけると実感しました」と話した。

ライバル・塚田と誓う「2人でドラフトにかかろう」

すでに県内からは、浜松開誠館高校の最速148キロ右腕・塚田暖琉投手も東北福祉大に合格していることが明らかになっているが、ドラフト直後には二人で「4年後は絶対に2人でドラフトにかかろう」と約束。ライバルと共に切磋琢磨し、夢の扉をこじ開ける覚悟だ。

高校最後の夏は原因不明の肩甲骨骨折による調整遅れもあり、県2回戦で常葉大菊川に敗退。ヤマハ出身で東北福祉大の山路哲生監督からは「体幹が弱いなあ。下半身を鍛え直してこい」と激励を受けた。

4年後に静岡出身の2枚看板でが再び全国を制覇し、大型左右投手がドラフト会議で注目される事を期待して待ちたい。

内藤優央 プロフィール

  • 氏名: 内藤 優央(ないとう・まお)
  • 所属: 静清高校(3年)
  • 進路: 東北福祉大学(仙台六大学野球連盟)
  • 出身: 静岡県浜松市(赤佐小・浜北北部中・浜北ボーイズ卒)
  • ポジション: 投手
  • 投打: 左投左打
  • 身長・体重: 186cm、81kg
  • 主な特徴や実績: 186cmの長身から最速145キロを投げ込む大型左腕。叔母は元宝塚歌劇団雪組の柊巴。目標は4年後のドラフト1位。
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静清145キロエース左腕「4年後ドラ1」 ー スポニチ静岡版紙面

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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