日大が1部昇格、東洋大と立正大が2部降格

大学野球ドラフトニュース 2021年ドラフトニュース

東都リーグの1部2部入れ替え戦では、日本大が立正大に延長13回の末に3-2で勝利し、連勝で1部昇格を勝ち取った。

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赤星投手が好投

日本大は、大垣日大で注目された151キロ右腕の杉本幸基投手が先発し、2回に2ランホームランを浴びたものの、6回途中までを4安打2失点にまとめた。

打線が立正大の4年生・田中裕人投手に1失点に抑えられていたが、8回表に先頭打者でプロ注目の峯村貴希選手がヒットで出塁すると、警戒される中で二盗を決める果敢な走塁を見せた。その後2アウトとなったものの、代打・若宮颯選手のタイムリーで同点に追いついた。

日大は2番手の長身左腕の市川睦投手が好投し、6イニングを3安打7奪三振無失点に抑える。しかし延長12回に1アウト1,2塁のピンチとなると、前日に完投勝利を挙げているエース・赤星優志投手が登板し、併殺でこのピンチを抑えた。

これで流れが日大に傾く。13回、先頭バッターが四球で出塁すると、送りバントの後にワイルドピッチで三塁に進む。ここでキャンブルスタートを仕掛け、ショートゴロの間にホームインし1点を挙げた。

東洋大、立正大の1部リーグ5位、6位のチームに連勝し、日大が昇格を決めた。

東洋大、立正大が降格

昨秋のリーグ戦が、新型コロナの影響により降格の無いリーグ戦となり、今春の1部リーグは7大学による争いとなった。国学院大が10勝2敗で抜け出したものの、3位亜細亜大が6勝6敗、4位・5位の駒沢大と青学大が5勝7敗で、6位・東洋大と7位立正大は4勝8敗と、決して大きな実力の差はなかった。

変則的な入れ替え戦により、東洋大、立正大ともに1試合のみで終わってしまい、非常に悔しい結果となった。東洋大は今年、ショートの木村翔大選手がドラフト候補として注目される。そして来年は立正大の奈良間大己選手、東洋大の松澤海渡投手や松本渉選手などがドラフト候補として注目される。

立正大の坂田監督は「またすぐに上がるしか無い」と話す。力があるうちに1部に復帰したい所だが、2部でも専修大、国士舘大、拓殖大、東農大など力のあるチームがいる中で、東洋大、立正大も加わり、2部で優勝することは非常に難しい。

「戦国東都」という文字が何度も目に飛び込んできた、今年の入れ替え戦となった。

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