法政大2年・篠木健太郎投手が早大を14奪三振1失点に抑えて完投勝利、153キロ記録

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東京六大学が開幕し、法政大は2年生の篠木健太郎投手が早稲田大戦で先発し、14個の三振を奪って1失点完投勝利を挙げた。最速は153キロを記録した。

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木更津総合でドラフト上位候補

篠木健太郎投手は木更津総合でも150キロの速球を投げ、一昨年のドラフト戦線では高校生でもトップクラスの投手と評価、プロ志望をすればドラフト2位までに指名されると評価していた。

しかし、高校からは東京六大学に進む選手が多く、篠木選手も法政大へ進学をした。昨年秋に3試合で8イニングを投げ5安打10奪三振、自責点2とその力を見せ始めていたが、この日は開幕の早稲田大戦に先発すると、最速153キロの速球を中心に早稲田大を9回6安打14奪三振1失点に抑えて完投勝利を挙げた。

今年のドラフト1位候補として注目される早稲田大・蛭間拓哉選手との対戦は素晴らしく、初回に力強いストレートで三振を奪うと、6回にもフルカウントから捕手のサインに首を振り、チェンジアップで空振り三振を奪った。「早大で一番いい打者なので、自分が首を振ることで、打者も考えると思うので」と冷静だった。

加藤監督は「耐えられる18番ができた」と話す。素晴らしい投球を見せた篠木投手だが、この日は145球を投げている。

法政大は一時期、力のある投手が下級生の時から登板が多くなり、将来が期待されていた投手が故障などで調子を崩したことが続いていた。今年は篠木投手も、中1日での3回戦の先発などの機会も多くなりそうで、3年時、4年時に少し不安も感じる。

将来があることを本人も起用する人たちもしっかりと意識をすることが必要だと思う。今は高校生も含めて選手の体や将来を第一に考えることが必要で、勝利を求めすぎて選手に負担をかけることは絶対にしてはならない。

2024年度-大学生のドラフト候補リスト
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【東京6大学野球】法大に“新エース”誕生 2年篠木健太郎が1失点完投14K、最速153キロ - アマ野球 : 日刊スポーツ
3年ぶりに2戦先勝による勝ち点制が復活したシーズンが開幕した。法大は篠木健太郎投手(2年=木更津総合)が14奪三振、145球で初完投。“新エース”の快投で早大… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

篠木の堂々とした振る舞いは、まさにエースのそれだった。6回1死、打席には早大のドラフト候補、蛭間拓哉外野手(4年=浦和学院)。フルカウントから村上喬一朗捕手(4年=東福岡)のサインに小さく首を振った。自ら選んだチェンジアップで空振り三振。「僕が正面から見たフィーリングと(サインが)合っていなかった。(蛭間は)早大で一番いい打者なので、自分が首を振ることで、打者も考えると思うので」という冷静な策も見事にはまった。直球は最速153キロをマーク。キレのあるカットボールとチェンジアップを交えてリーグ戦初完投を決め「自分の感覚もよかった。試合を通じて楽しめた」と振り返った。

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