大阪桐蔭が大阪大会優勝、根尾昂選手が圧巻3ラン

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秋季高校野球大阪大会決勝では、大阪桐蔭の根尾昂選手が特大の3ランホームランを放ち、履正社に9-2で勝利した。3年ぶりに秋の大阪大会を制した。

完成度の違い

大阪桐蔭と履正社、ここ数年にわたり大阪に君臨する両チームは激しい戦いを見せてきたが、2年生主体のチームで甲子園ベスト8に勝ち上がった大阪桐蔭が、この秋は主力の抜けた履正社の格の違いを見せつけた。

8回まで6-1と点差をつけ、その8回も1アウト1,2塁の場面で4番・根尾昂選手が打席に入ると、放たれた打球は外野手が追うのをやめる特大のホームラン、ライトフェンスの防球ネットに突き刺さるダメ押しの3ランホームランとなった。

大阪桐蔭は今大会は7試合で64点、失点も5のみに抑え、大阪大会を圧倒して優勝したと言ってよい。西谷監督は最強チームと言われている事について「おこがましい」といつもどおり謙虚だったが、すでに1年時から経験も多く積んでいる選手達が、すでに熟練した感覚を持って試合でプレーしており、チームとしては完成された形となっている。

履正社はチームを引っ張った安田尚憲選手、若林将平選手、竹田祐投手が抜け、西山虎太郎選手、松原任耶選手は経験を積んでいると言っても、この日も1年生の清水大成投手が先発するなど新チーム作りの過程にある。

まずは大阪桐蔭が制した。履正社もこの大阪桐蔭に追いつくため、これからチームが出来上がってくる。夏の大会100回大会の来年に向けた高校野球は、すでに熱気を見せ始めている。

大阪桐蔭高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価
履正社高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

「自分のスイングができて、振り抜けたかなと思います」。6-1の八回一死一、二塁で、右翼フェンス後方の防球ネットに届く特大のダメ押し3ラン。ライバル校・履正社にとどめを刺した主砲は、大阪の優勝校として臨む近畿大会に向けて「一戦一戦粘って勝って、来年春の選抜につながる大会にしたい」と意気込んだ。

八回1死一、二塁。根尾がスイングした直後、右翼手は背走をやめた。「振り抜けた感じはあった」。8点差に広げる特大3ラン。センバツ決勝、夏の大阪大会準決勝に続き、今年3度目の対戦となったライバルの戦意をそいだ。

昂(あきら)100%だ!大阪桐蔭の4番・根尾昂内野手(2年)が宿敵・履正社の戦意をそぎ落とした。5点リードの8回1死一、二塁から直球を強振。右翼へ推定120メートルの特大3ランを放り込んだ。高校通算18本目の一発に「チャンスでしたし、振り抜けました」と手応えを示した。

 愛媛国体も含めて新チームの公式戦全11試中10試合で4番に座る。西谷浩一監督は「すごいホームランも打つし、チームが苦しい時に打点を稼げる打者になってほしい」と期待を寄せる。橋本コーチも「これくらいは打つ力があります」と話すように、21日開幕の近畿大会を前に100%に近い仕上がりだ。

履正社は背番号18の先発左腕・清水大成投手(1年)が、5回1/3を2失点と好投。岡田龍生監督(56)は「今日の試合は完敗。実力の差ですね」と話しつつ「清水は苦しみながら粘って、いい経験ができたと思う。今後へのいい材料になった」。2年連続のセンバツ出場を狙う上で負けられない秋季近畿大会に向けて、手応えをつかんだ様子だった。


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