12球団の指名評価(2017)

2017年ドラフト会議の、12球団の指名を評価してみます。

12球団の指名評価

  点数 指名選手 総評
千葉ロッテ 95 ×清宮 幸太郎 内 早稲田実
①安田尚憲 内 履正社
②藤岡裕大 内 トヨタ自動車
③山本大貴 投 三菱自動車岡崎
④菅野剛士 外 日立製作所
⑤渡邉啓太 投 NTT東日本
⑥永野将司 投 Honda
育①和田 康士朗 外 BC・富山
育②森遼大朗 投 都城商
高:2、大:0、社:5、独:1
清宮選手は獲れなかったが同じく評価していた安田選手を獲得でき、強打の内野手・外野手、そして投手も実績のある選手と将来が楽しみな選手を獲得した。
野手を総入れ替えしていくような社会人野手の指名に、井口新監督の勢いが感じられる。藤岡、菅野の二人は1年目からレギュラーを狙える。
大学生、高校生の数が少なかったが、将来の4番も獲得でき、意図が感じられる指名だった。
東京ヤクルト 75 ×清宮 幸太郎 内 早稲田実
①村上宗隆 捕 九州学院
②大下佑馬 投 三菱重工広島
③蔵本治孝 投 岡山商大
④塩見泰隆 外 JX-ENEOS
⑤金久保優斗 投 東海大市原望洋
⑥宮本丈 内 奈良学園大
⑦松本直樹 捕 西濃運輸
⑧沼田拓巳 投 BC・石川
高:2、大:2、社:3、独:1
清宮選手は獲れなかったが強打の村上選手を獲得でき、大きな失点はないか。
大下投手は都市対抗で即戦力級の投球を見せていたし、蔵本投手、塩見選手は素材としてみたい。宮本選手が6位に残っていた幸運もあり、金久保投手も楽しみな選手だが、他球団と比べると、良い意味では玄人好みだが目立たない指名だった。
日本ハム 100 ①清宮 幸太郎 内 早稲田実
②西村 天裕 投 NTT東日本
③田中 瑛人 投 柳ヶ浦
④難波 侑平 内 創志学園
⑤北浦 竜次 投 白鴎大足利
⑥鈴木遼太郎 投 東北学院大
⑦宮台 康平 投 東京大
高:4、大:2、社:1、独:0
清宮選手が獲れた事ももちろん、西村投手、田中投手、北浦投手、鈴木投手、宮台投手と素質があり力のある投手を獲得し続けた。昨年に比べて投手に偏った指名で補強ポイントは投手だった。
難波選手もアスリート選手で投手と外野手で甲子園に出場していた選手を内野手で指名し楽しみ。
中日  90 ×中村 奨成 捕 広陵高
①鈴木 博志 投 ヤマハ
②石川 翔 投 青藍泰斗
③高松 渡 内 滝川二
④清水 達也 投 花咲徳栄
⑤伊藤康祐 外 中京大中京
⑥山本 拓実 投 市西宮
育①大蔵 彰人 投 四国IL・徳島
育②石田健人マルク 投 龍谷大
高:5、大:1、社:1、独:1 
1位で狙っていた鈴木投手、石川投手を獲得でき、中村選手を外した分は取り戻した感じもある。
それ以降は高校生にこだわり、高く評価していた高松、清水、伊藤、山本と獲得、それぞれ高い素質を持った選手達で将来が期待できる。
ただし捕手の獲得ができず、FAなどの手段で獲得する事が必須。
オリックス 100 ①田嶋 大樹 投 JR東日本
②鈴木 康平 投 日立製作所
③福田 周平 内 NTT東日本
④本田 仁海 投 星槎国際湘南
⑤西村 凌 捕 SUBARU
⑥西浦 颯大 外 明徳義塾
⑦廣澤伸哉 内 大分商
⑧山足 達也 内 Honda鈴鹿
育①稲富 宏樹 捕 三田松聖
育②東 晃平 投 神戸弘陵
育③比屋根彰人 投 飛龍高
育④木須デソウザ・フェリペ
捕 御殿場西
高:7、大:0、社:5、独:0
1位で狙っていた田嶋投手に、1位同等クラスの鈴木投手を獲得でき、課題の内野手も福田、山足と即戦力を獲得できた。
さらに高校生も本田、西浦、廣澤、稲富と各ポジションで楽しみな選手を獲得できた。
狙い通りの指名ができたのではないかと思おう。
読売 80 ×清宮 幸太郎 内 早稲田実
×村上 宗隆 捕 九州学院
①鍬原 拓也投 中央大
②岸田 行倫 捕 大阪ガス
③大城 卓三 捕 NTT西日本
④北村 拓己 内 亜細亜大
⑤田中 俊太 内 日立製作所
⑥若林 晃弘 内 JX-ENEOS
⑦村上海斗 外 奈良学園大
⑧湯浅大 内 健大高崎
育①比嘉 賢伸 内 盛岡大付
育②山上 信吾 投 常盤高
育③笠井 駿 外 東北福祉大
育④田中優大 投 羽黒高
育⑤広畑塁 捕 立正大
育⑥小山翔平 捕 関西大
育⑦折下光輝 投 新野
育⑧荒井颯太 外 関根学園
高:6、大:6、社:4、独:0
狙っていたチームの将来の中心打者の獲得はできなかった。岡本に期待したい。
即戦力先発の鍬原投手や社会人NO.1捕手の岸田選手、NO.1内野手の田中選手など、即戦力にこだわり、捕手、内野手というポジションにこだわった指名。
その分、育成で有望な高校生を指名しているが、やはり狙っていた将来の主軸を獲得できなかったのは痛い。
東北楽天 85 ×清宮 幸太郎 内 早稲田実
×村上 宗隆 捕 九州学院
①近藤 弘樹 投 岡山商大
②岩見 雅紀 外 慶応大
③山崎 剛 内 国学院大
④渡辺 佑樹 投 横浜商大
⑤田中 耀飛 BFL・兵庫
⑥西巻 賢二 内 仙台育英
⑦寺岡 寛治 投 BC・石川
育①井手 亮太郎 投 九州産業大
育②松本京志郎 内 光南高
育③中村和希 外 天理大
高:2、大:6、社:0、独:2
嶋の後継捕手の獲得はでず、清宮選手を外したものの、主軸候補として岩見選手を獲得できた。
近藤投手、山崎選手とも評価の高い選手で、下位指名も即戦力投手から長打力の魅力がある田中選手、守備に定評のある西巻選手、速球自信の寺岡投手と非常にバラエティに富んだ指名となった。
DeNA 85 ①東 克樹投 立命館大
②神里 和毅 外 日本生命
③阪口皓亮 投 北海高
④齋藤 俊介 投 JX-ENEOS
⑤櫻井 周斗 投 日大三
⑥寺田 光輝 投 BC・石川
⑦宮本秀明 内 パナソニック
⑧楠本 泰史 外 東北福祉大
⑨山本 祐大 捕 BC・滋賀
育①中川 虎大 投 箕島高
高:3、大:2、社:3、独:2
優勝を狙い、将来性よりも優勝へのワンピースを選択、おそらく外れ1位で多くの球団が狙っていた東投手を単独1位指名した。
2位では神里選手を高く評価、現在の外野陣と争うのは大変だが1番を打てるセンターとしては桑原選手と競争する。荒波選手が後がなくなった。
リリーフ投手候補の齋藤投手、そして阪口投手を3位と高い評価で指名、櫻井投手の左右の投手は楽しみ。
8位で楠本選手が残っていたのはラッキーだった。
一般的な評価と球団内での評価の差が大きそうで、答えは数年後という感じの指名。
埼玉西武 85 ×田嶋 大樹投 JR東日本
①斉藤 大将 投 明治大
②西川 愛也 外 花咲徳栄
③伊藤 翔 投 四国IL・徳島
④平良海馬 投 八重山商工
⑤與座海人 投 岐阜経済大
⑥綱島龍生 内 糸魚川白嶺
育①高木 渉 外 真颯館
育②齊藤誠人 捕 北海道教育大岩見沢
高:4、大:3、社:0、独:1
左腕投手をどうしても欲しいという事で、田嶋投手を外した後は東投手はすでになく、3番目の斉藤投手を指名した。西川選手、伊藤投手、平良投手と例年同様に素材を重視した指名を見せた。アンダースローの與座投手を獲得し、投手のバラエティーにもこだわった指名となった。
阪神 80 ×清宮 幸太郎 内 早稲田実
×安田 尚憲 内 履正社
①馬場 皐輔 投 仙台大
②高橋 遥人 投 亜細亜大
③熊谷 敬宥 内 立教大
④島田 海吏 外 上武大
⑤谷川 昌希 投 九州三菱自動車
⑥牧 丈一郎 投 啓新
育①石井将希 投 上武大
高:1、大:5、社:1、独:0
清宮、安田を外しチームの主軸の獲得は今年はあきらめざるを得なかった。金本監督も疲れた表情を見せた。それでも155キロ右腕の馬場投手は、リリーフでも先発でも期待できる。
課題の左腕で高橋投手を獲得、即戦力路線で内外野に先発をを期待できる谷川投手も指名した。
来年に向けて試合で選択できる選手は増えたと思うが、将来へのチーム作りを考えると、ややとどまった指名となった。 
ソフトバンク 80 ×清宮 幸太郎 内 早稲田実
×安田 尚憲 内 履正社
×馬場 皐輔 投 仙台大
①吉住 晴斗 投 鶴岡東
②高橋 礼 投 専修大
③増田 珠 外 横浜高
④椎野 新 投 国士舘大
⑤田浦 文丸 投 秀岳館
育①尾形 崇斗 投 学法石川
育②周東佑京 東農大北海道
育③砂川リチャード 内 沖縄尚学
育④大竹 耕太郎 投 早稲田大
育⑤日暮矢麻人 投 立花学園
育⑥渡邉 雄大 投 BC・新潟
高:6、大:4、社:0、独:1
1位指名で3回外し、高橋投手、田中投手の交渉権を獲得した工藤監督の勢いはなかった。吉住投手は本格派右腕で140キロ後半を投げ素質の高い投手で、ソフトバンクで育てられればいい投手になりそう。ただし高橋純平投手などもおり、これから厳しい戦いとなる。
高橋礼投手、椎野投手とチームにオーソドックスなフォームの投手が多かったことからタイプにこだわった投手の指名となった。
増田選手、田浦投手はチームの戦力になっていきそうな特長と魅力があり、非常に楽しみ
広島東洋 100 ①中村 奨成 捕 広陵高
②山口 翔 投 熊本工
③ケムナ ・ブラッド 誠 投 日本文理大
④永井敦士 外 二松学舎大付
⑤遠藤 淳志 投 霞ケ浦
⑥平岡 敬人 投 中部学院大
育①岡林 飛翔 投 菰野高
育②藤井黎來 投 大曲工
育③佐々木健 投 小笠高
高:7、大:2、社:0、独:0
地元で課題の捕手の獲得ができ、山口投手、ケムナ投手の将来性抜群の投手を獲得できた。
以降も永井選手、遠藤投手、平岡投手、育成でも素材重視の指名で、例年のソフトバンクに似た指名となった。
昨年指名した高校生からもすでに1軍で期待できそうな選手が出ており、それを今年も狙ったか。
連覇に向けての即戦力選手も必要ではないかと思ったが、狙い通りの指名だったと思う。

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