ドラフトの動き、5月2週のハイライトと来週の予定

ドラフトニュース

 5月2週目はゴールデンウイーク明けという事もあり、高校野球の大会は中休みという形でしたが、毎年注目される宮崎の招待試合では県岐阜商、東海大相模が参加し、12球団45人のスカウトが集まるといった熱狂ぶりとなりました。大学、社会人でも注目された選手がいました。

高校野球ドラフト候補の動き

 MRT宮崎放送の招待試合では東海大相模、県岐阜商が参加、1日目は12球団44人のスカウトが集まったものの、雨天で県岐阜商の2試合が中止となってしまいましたが、唯一行われた1試合では東海大相模の小笠原慎之介投手が先発し、5回1安打7奪三振と力のある投球を見せている。

 また2日目は3試合が行われ、45人のスカウトが視察に訪れた。東海大相模は吉田凌投手が先発し球速も昨年に比べれば落ちており、試合も敗れた。しかし春季神奈川大会に続き完投した事で復活の手ごたえをつかんだようだ。また県岐阜商も高橋純平投手が登板、こちらは8回76球で4安打無失点と貫禄の投球、最速は147km/hと常時140km/h前半のピッチングだったものの、1段階上がった投球を見せた。

 今週リストアップは、阪神が東海大相模・吉田凌投手をリストアップ、また東北楽天が健大高崎の捕手・柘植世那選手をリストアップしたとのこと。

 

大学野球ドラフト候補の動き

 投手では、仙台大の熊原健人投手が東北福祉大を2試合完封、スカウトが大勢集まっていないようだが、圧巻のピッチングでドラフト1位は間違いなさそうだ。また立命大の桜井俊貴投手も5安打12奪三振で完封し、阪神スカウトが注目した。駒大・今永昇太投手の登板の可能性があり10球団のスカウトが集まったものの登板は無かった。

 野手では亜細亜大の藤岡裕大選手、早稲田大の茂木栄五郎選手や立教大の大城滉二選手がホームランを放ち、大城選手は100安打を達成した。藤岡選手には当初より阪神が注目をしており、サードの候補としてドラフトの指名の可能性は高いかもしれない。また阪神は立命大の山足達也選手にもスカウトが張り付いている。

 

社会人野球ドラフト候補の動き

 JABA九州大会、東北大会が行われ、地元のチームを中心に熱戦が行われたものの、ドラフト候補の活躍の情報は少なかった。JX-ENEOSの船本一樹投手や、かずさマジックの加藤貴之投手などが好投を見せ、都市対抗に向けて調子を挙げているようだ。

 プロ注目情報としては、JR北海道の清原雄貴投手を北海道日本ハムがマークしているというニュースが合った。

 

来週の動き

 高校野球では春季関東大会が始まる。東海大相模の小笠原投手や吉田投手、健大高崎の柘植選手の他に、作新学院の朝山広憲選手や浦和学院の山崎滉太選手、日大三の小藤翼選手、常総学院の宇草孔基選手など野手に注目選手が多いか。専大松戸の185cm右腕・原嵩投手も登板を示唆しており、どんなピッチングを見せるか注目。

2015年度-関東のドラフト候補リスト

 大学野球では各リーグで優勝チームが決定してくる。既に九産大や大商大が優勝を決め、大学野球選手権進出を決めているが、他にもどんなドラフト候補が全国大会にコマを進めるか。

 東京六大学は、明大vs早大、慶大vs立大と豪華カードが開催され、上原健太投手の他に、高山俊選手、茂木栄五郎選手、大城滉二選手、谷田成吾選手、高山俊選手といった野手が注目される。東都リーグは中央大vs亜細亜大、専修大vs拓殖大で、首位で並ぶ中大と専大の優勝争いに注目が集まる。

2015年度-東京六大学リーグのドラフト候補リスト

2015年度-東都大学リーグのドラフト候補リスト

 

 社会人野球は都市対抗予選に向けての期間となるが、1次予選参加チームは既に熱戦が始まっている。

 

 

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