日立製作所の安里海投手がBCリーグ・神奈川に入団、151キロ右腕はNPB入りにこだわり

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神奈川フューチャードリームスはこの日、新入団選手14人の発表会見を行った。日立製作所から入団した安里海投手は、「独立リーグに挑戦することに迷いはなかったです。プロに行かず、社会人でずっとやるという選択肢もあった中で、勝負を懸けるならここだと思いました」と話した。

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社会人から独立リーグに

社会人野球から独立リーグに移籍する選手はこれまでもいたが、ここ数年で社会人チームのエース級だった投手も独立リーグに移るなど、その動きが注目されるようになってきた。

この日、新入団選手の発表会見を行ったBCリーグの神奈川フューチャードリームスにも、日立製作所で2年間プレーをした安里海投手の名前があった。東海大相模でスリークォーターから142キロの速球を投げて注目され、東海大では2021年秋に最優秀投手賞を受賞するなど活躍を見せ、社会人の名門・日立製作所に入部した。

今年は社会人2年目でドラフト指名解禁の年だったが、ドラフト会議では名前は呼ばれず、10月31日付けで日立製作所を退社した。その理由について「BCリーグを選んだのは、試合数が多いというのが一番。1年を通じてリーグ戦でできるというのは、自分の中で大きいです。そしてNPBのチームと直接対決できる。その2つが決め手でした」と話した。

社会人野球には現在2つの課題がある。1つ目は安里選手が話していたように試合数の問題で、社会人野球は基本的にトーナメントの大会が多いため、トータルで試合数が少ない。そして一発勝負のために、特に投手は実績のある選手が登板することが多くなり、なかなか試合を経験できない選手もいる。

2つ目はドラフト会議の問題。社会人野球はNPBの育成ドラフトでの指名を基本的には受け入れていないため、支配下指名でしか指名されることがなく、ここ数年はトータルの人数で見ると独立リーグの選手の指名が多くなっており、今年のドラフト会議でも育成を含めたトータルでは社会人が14人に対し、独立リーグは23人が指名された。

3つ目は仕事をすること。企業チームなので基本的には仕事をしながら野球の練習に取り組む。午前中に出勤し、午後から練習というスタイルが基本的となっているが、2年間という短い期間でプロ入りを目指すには、時間は貴重だ。

また、独立リーグでは元プロ野球の指導者が中心となっており、その指導によって大きく成長する選手がいる他、NPBとの距離も近い。そして社会人野球の場合は、名門企業がチームを持っていることが多く、人生設計的に将来が安定してしまっている。契約社員的な実質的に「プロ契約」の選手も少なくないと思うが、NPB入りができなければ野球を辞める思いを持ってプレーをしている選手の多い独立リーグと比べると、雰囲気もまた違ってくるかもしれない。

千葉ロッテにドラフト2位で指名された大谷輝龍投手は、JFE東日本、伏木海陸運送といった社会人チームで2年ずつプレーし、今年移籍した徳島インディゴソックスで大きく成長してドラフト2位で指名された。大泉周也選手も高校卒から3年目までを日本製鉄鹿島でプレーし、2021年に福島レッドホープスに入団して3年間でNPB入りをしている。

社会人のほうが良い、独立リーグのほうが良いというのではなく、それぞれの選手が自分に合った指導や、試合への出場のスタイル、そして将来の事を考えて選択できるようになったのが良いと思うが、社会人野球の発展を考えると、リーグ制の導入やドラフト会議での育成指名は受け入れるべきだと思う。

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