北海道日本ハムは、今年、プロスカウトを務めた多田野数人氏、国際業務担当兼広報を務めた榎下陽大氏、そして原田豊スカウトの退団が発表された。
プロ未経験
原田豊氏は山口県の柳井高校から東海大を経て、社会人野球の協和発酵でプレーをした。その後、協和発酵で5年間監督を務めたあと、社業に専念していたが、2012年に柳井高校の野球部監督を務めた。
そして2014年に、北海道日本ハムのスカウトに就任し、九州・沖縄地区を担当、清水優心選手、田中豊樹投手などを担当した。また、2019年には二軍総合コーチとなると、2021年には二軍監督に就任し、プロ経験のない人物が二軍監督を務めるのは、1993年にプロ野球記者だった有本義明氏が福岡ダイエーホークスの二軍監督をして以来だった。
2022年には再びスカウトに就任し、石本スカウトと共に九州を担当、今年のドラフト会議では4位で鹿児島城西の明瀬諒介選手を獲得しており、それに携わっていたのではないかと見られる。
原田氏は12月18日で65歳となり、定年という形になると思うが、北海道日本ハムは大渕隆スカウト部長、熊崎スカウトもプロ未経験で、チーム統括本部長でチームの編成を指揮する吉村浩氏もプロの経験は無いが、MLBデトロイト・タイガースのGM補佐を務めていた。
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2023年10月23日
日本ハム プロスカウト多田野数人氏らの退団を発表/デイリースポーツ online
日本ハムは２６日、今季はプロスカウトを務めていた多田野数人氏らチーム統括本部に属していた１１人の退団を発表した。 スカウトの原田豊氏、国際業務担当兼広報の榎下陽大氏らも退団となった。
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