巨人、原監督就任決定的、ドラフト会議が初仕事

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巨人は山口オーナーが原辰徳氏に監督就任を要請し、前向きな返答があったことを明かした。原氏には編成も含めた全権を任せる予定で、ドラフト会議が初仕事となる。

全権監督

3度目の監督就任の要請を受けた原氏は、「全ての戦いが終わったら話します」としたが、就任は事実上決定した。山口オーナーは「原さんは現在、球団の特別顧問の立場なので、その立場でドラフト会議など来季の体制づくりに携わっていってもらう。フロントとチームが一体となって立て直しが必要。原さんにはそうした役割を期待しています」と話し、チームの編成も含めた全権を任せる。

巨人はCSに出場が決まり、日本シリーズまで戦う可能性がある。その場合、日本シリーズ前に行われるドラフト会議には、監督としてではなく球団特別顧問として出席するかもしれないが、ドラフト会議について原氏は「来季へのスタートがドラフトかな、と僕はいつも感じています。非常に大事なものだと思いますね」と話した。

巨人は根尾昂選手の1位指名が最有力となっているが、次期監督候補で特別顧問の原氏も承認済みだとみられ、根尾選手の1位指名は堅い。ただし根尾選手には中日が1位指名を公表しており、指名重複は確実となっている。原氏は2008年に大田泰示選手を抽選で獲得しているが、2001年の寺原投手、2011年の菅野投手、2013年の石川歩投手などは外し、1勝6敗となっている。「くじを引く可能性? どうでしょう」と話し濁したが、ドラフト会議でよい流れを掴めるか注目される。

また、これから3年程度は監督として、また編成の責任者となるが、編成としての原氏の手腕にも注目してみてみたい。

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「原さんは現在、球団の特別顧問の立場なので、その立場でドラフト会議など来季の体制づくりに携わっていってもらう。フロントとチームが一体となって立て直しが必要。原さんにはそうした役割を期待しています」
1位指名で有力となっているのは大阪桐蔭高・根尾昂内野手。原氏は具体的なビジョンについて明言は避けたが、「来季へのスタートがドラフトかな、と僕はいつも感じています。非常に大事なものだと思いますね」と話した。
根尾に対しては、すでに中日が1位指名を公言。「くじを引く可能性? どうでしょう」と言葉を濁したが、2008年のドラフトでは1位でソフトバンクと競合した大田(現日本ハム)を引き当てた実績がある。

今月25日に行われるドラフト会議にも「球団特別顧問」の立場で参加する予定。シーズンの全日程が終了次第、就任会見を行う流れになる。

高校通算32本塁打の根尾は投げては最速150キロを誇り、二刀流としての評価も高い。夏の甲子園では6試合で打率.429、3本塁打、5打点。投手としても2試合に登板し、春夏連覇に貢献した。高橋監督の辞任に伴い、ドラフトまでにフロント体制の見直しも図られることが決まっているが、1位候補は根尾を中心に絞られていくとみられる。

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