巨人ドラフト2位・重信慎之介選手、果敢な走塁に安定した打撃見せる

巨人ルーキーニュース

巨人のドラフト2位・重信慎之介選手が大活躍を見せている。実戦3試合で12打数8安打を記録、この日は自慢の足も見せた。

足で果敢に攻める

重信慎之介選手の特徴といえば50m5.7秒の俊足で、この日は初回にセンター前ヒットで出塁すると2アウトから二盗を決めた。また5回には1アウト1塁の場面で、ライトへのフェンス3メートル手前の飛球に、ファーストからタッチアップを慣行、2塁を陥れた。

打球が伸びて捕球体勢がベストではないと判断し果敢に足で攻めた。「あれはいい判断だった。思い切っていけた」と重信選手も話す。

そしてこの日は初回のヒットに続き、5回にはライト前ヒット、9回にもライト前にタイムリーヒットを放ち3安打、3試合で12打数8安打と猛打を見せている。大学時代は足はプロ注目クラスだが、打撃については広角に打てるもののプロの球を外野に運んでいくにはもう少し力が必要だとみられていた。

まだ練習試合の段階で、打撃については今後、壁に当たっていくのではないかと思うが、中日・加藤スコアラーは「凡打の内容も良い。しっかり見直さないといけない。左投手から打っているし嫌な選手ですね」と評価している。また、足については広島・吉年スコアラーが「打撃は対応力がいい。走塁は巨人の鈴木選手と同等レベルだと思っています」と評価、この日は3回にけん制でアウトとなり、9回にはオーバーランしてアウトになるなど反省点もあるが、今はこの驚異の足を他球団のスコアラーに植えつければいい。

今はとにかく失敗しても足で攻め続け、打撃でもどんどん打って自信をつけていけばいい。攻めながら成長をしていく選手だろう。

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初回、中前打で出塁し、2死一塁から二盗に成功。前日の20メートル走でチームトップの2秒42をマークした脚力をいきなり披露した。そして5回の好走塁は3打席目の右前打の直後だった。特別ルールのため3―2で迎えた9回。本来ならなかった攻撃では、1死三塁から右前適時打で“トドメの一撃”を放った。実戦3試合で全てマルチ安打を記録。12打数8安打、打率・667は驚異的だ。

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