福岡六大学リーグが開幕し、九産大はエースでドラフト上位候補の高良一輝選手が登板を回避した。それでもリリーフで登板した草場亮太投手が150キロを記録するなど投手の層の厚さを示した。
高良投手、登板回避
九産大のエースで昨年の段階で複数球団がドラフト上位候補に名を挙げた高良一輝投手は、右足内転筋を痛めておりこの日の開幕戦では登板しなかった。しかし同じく4年生の伊藤奨太投手が丁寧なピッチングを見せ、6回4安打1失点に抑えると、7回途中からは3年生の草場亮太投手が登板、最速150キロを記録する力のある球を投げ、2回1/3を投げて2安打無失点に抑えた。
九産大は4年生に148キロを投げる森川祐至投手や先発して安定した投球を見せる温水賀一投手がおり、3年生にもアンダースローから147キロを記録する井手亮太郎投手がいる。さすがの投手の層の圧さをみせ、日本経済大に勝利した。
日経大は韓国の高校時代にオリオールズと契約を結んでしまい球界追放となっていた金聖民投手が先発したものの、3回2/3をなげ6安打5失点でマウンドを降りた。147キロを投げる180cmの左腕投手だけに期待も高かったが4年生となった今季の開幕戦も、安定した投球はまだできなかった。花開いてほしい投手の一人。
九共大もエース不在
一方、九産大のライバルと目される九州共立大もエースの188cm右腕・岩本喜照投手が右肘痛により開幕に間に合わなかった。そこで4月18日の日に開幕の先発を部員に募ったところ手を挙げたのが4年生の屋宜駿杜で、その屋宜投手が先発すると、7回を3安打11奪三振で無失点に抑える好投を見せた。
屋宜投手は144キロの速球を投げる右腕投手で、これからも先発として登板する事になりおすだ。自ら立候補してチャンスを掴むことができた。兄の屋宜照悟選手が北海道日本ハムで投げている。
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