東大・宮台康平投手、小さなテークバックを大きく変更

大学野球ドラフトニュース 2017年ドラフトニュース

東大の宮台康平投手のフォーム改造の内容が明らかになった。球の出どころが見づらいコンパクトなテークバックを捨て、肩の負担を減らすために肘を伸ばすように変更した。

右投げにするくらいの感覚

少年野球時代から作り上げてきた小さなテークバックのフォームは、東京六大学リーグでも相手バッターが見づらいフォームで、140キロ前後の球でも空振りを奪っていたのだが、宮台投手はプロでの活躍を見据え、それを捨てて肩の負担を減らす選択をした。

スポーツ整形医の分析でこの小さなテークバックによる、腕を小さくたたむ動作が肩に負担をかけていたことを指摘され、テークバックで肘を伸ばすように変更した。中西助監督は「右投げにするくらいの感覚だと思う」と大きな変更であることを話し、宮台投手も「野球人生でここまで変えたことはない」と話した。

長くできる道

懸けというくらいの変更だと思う。長所を捨てても長く野球を続けられる道を選択した。正直、このフォームが固まった状態でリーグ戦で投げてみて、バッターがどんなスイングをするのかそれを見てみないと、昨年までの評価だけでは判断できない。

それでも左で150キロを記録し、本格派左腕として力で勝負できる投手になれる、という判断もあったのだろう。宮台投手の春のリーグ戦でのピッチングを注目してみたい。

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東大宮台、勝負の新フォーム スポーツニッポン紙面 2017/3/4
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