【2022ドラフト総決算3】ドラフト会議のサプライズ指名は?

2022年ドラフトニュース

2022年のドラフト会議でも、いくつかサプライズ指名がありました。当日の動きとともに紹介します。

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サプライズ指名

福岡ソフトバンク3位・甲斐生海選手(東北福祉大)

九州国際大付時代に30本を超えるホームランを放ち、東北福祉大でも1年春のリーグ戦に出場、184cm86kgの体のあるスラッガーとして注目されていた選手。しかし、1年の時に父親が亡くなり、その他いろいろなことも重なって練習にも参加しなくなっていたが、周りの助言などにより練習に復帰すると、4年春に10試合で2本塁打を放っていた。

映像を見ると大きくてパワフルなスイングで、打球をはるか遠くに飛ばす能力があり、逆方向にも運ぶ力がある選手。守備など他の面が確認できなかったが、魅力のある選手であることは間違いないが、3位指名というのは驚いた。ちなみに福岡ソフトバンクは、昨年も東北福祉大でリーグ戦でほとんど投げていなかった大竹風雅投手を5位で指名しており、同大出身の作山スカウトの力とも言われている。

北海道日本ハム3位・加藤豪将選手(ニューヨーク・メッツ)

2013年のMLBのドラフト会議でニューヨーク・ヤンキースから2巡目で指名された選手で、契約金84万5700ドルで契約をしている。そして今年28歳の年齢で北海道日本ハムから3位で指名された。

新庄監督がドラフト前から名前を明かしており、サプライズという感じでは無かったが、他球団がどのくらい狙っていたかはわからないが3位という順位に期待の大きさを示した。現在はメッツと契約をしており、今後、交渉がどのようになっていくのか注目したい。

中日7位・福永裕基選手(日本新薬)

専修大から日本新薬入りして4年目で指名を受けた。2年目、3年目も強打の内野手として都市対抗でも活躍をし続けていたが指名されなかったが、今年も「もちろんあきらめていない。今年は絶対に行ってやるという気持ち。これでダメかという成績を残してダメなら仕方ない。結果や行動で、全力でやりきること」と話し、春先の京都大会で2本塁打を放つなど活躍をしていた。

強打の内野手として個人的にはプロで.260、10本くらいできそうだが、それ以上の.300、20本を目指して欲しい。

北海道日本ハム育成3位・山口アタル選手(テキサス大テイラー校)

正直、情報がない選手で、小学生時代にリトルリーグの世界選手権に出場し、同じ大会に清宮幸太郎選手が出場していたくらいしかなかった。

ドラフト後、大渕スカウト部長は「テストを行って、そこに参加した選手の中から選んだという形です」と話し、「スイングの強さ、速さ。それはずぬけていたので、獲得したいと」と、入団テストからの指名だった。

ちなみに北海道日本ハムは、入団テストを公募することはないが、ドラフト候補に声をかけて球団施設に呼んでのテストを毎年行っている。山口選手をどのように見つけて声をかけたのかはまだ謎のままだ。

オリックス育成3位・入山海斗投手(東北福祉大)

日高中津で147キロを記録していた投手として注目されていたが、東北福祉大に進むと、早くから150キロ台の球を投げた有本雄大投手、細川拓哉投手などの同学年の投手に圧倒され、「福祉大は凄い投手が多く、自分の実力が足りなかった」と感じたという。2年、3年時は肘の故障もあったが、体重を10kg増やすと3年春の紅白戦で154キロを記録し、その力をスカウトが見ていたという。

リーグ戦では1年春に1試合、今年も1試合の登板のみだったが、東北福祉大からは昨年も大竹風雅投手選手がほとんど登板機会が無かったのに福岡ソフトバンクに5位で指名されており、東北福祉大は試合よりも練習、ブルペンのほうが注目されるのではないかと思う。

埼玉西武育成4位・是澤涼輔捕手(法政大)
オリックス育成5位・村上喬一朗捕手(法政大)

法政大から2人の捕手が指名され、さぞや捕手が注目された年だったと思うかもしれないが、村上選手は大学3年の秋から出場をし始め、是澤選手は今年春と秋に現時点で4試合の出場しかない。

それでも村上選手は出場したシーズンは打率3割を打っており、打撃のある捕手と評価される。是澤選手はリーグ戦での実績は無いが、健大高崎時代から強肩が注目され、遠投130m、二塁送球1.78秒で、また50m5秒台の俊足もあるという身体能力の高い選手として指名されたものと見られる。

2019年に千葉ロッテが、東京六大学リーグで7試合しか出場していない慶応大の植田将太捕手を育成2位で指名したが、2021年に支配下登録を勝ち取っている。大学生では指名が注目された野口泰司捕手や石伊雄太捕手が指名されず、プロ入りという意味では逆転現象と見えるが、これからどのような道を進んで成長していくのか注目したい。

東北楽天育成4位・永田颯太郎選手(台湾体育運動大)

永田選手は菊華高でプレーをしていたが、渋谷監督が能力を評価し、台湾体育運動大の推薦を取っていた。台湾は9月が入学のために、一度、高校の系列である名古屋産業大に入学した後に進学をした。

その台湾では、言葉の問題に苦労をしたものの、冬でも比較的暖かく、大学内にあるジムなどを使って体を作り、「監督も技術的な指導に口を出さずに自由にやらせてもらえた」という環境で成長した。

映像を見ると守備型の選手で、打球の反応の良さと送球センスがありそうな感じがする。打撃も巧打タイプだと思うが、3年時から4番を任されるなどパワーもあるといい、どんな選手なのか見てみたい。

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