広島、小園有力も2球団1位指名公表で結論持ち越し

広島カープドラフトニュース 2018年ドラフトニュース

広島は24日、都内のホテルでスカウト会議を開き、報徳学園・小園海斗選手の1位指名を中心に指名シミュレーションを行っていたが、同じホテルで会議をしている2球団から相次いで小園選手1位指名の情報が入り、結論は持ち越しとなった。

緒方監督に聞く

地方の球団はすでにドラフト指名が行われる新高輪プリンスホテルに入り、前日からスカウト会議を開く。緒方監督は日本シリーズに向けての準備で欠席したものの、広島はこの日、スカウト会議を開き、これまでリストアップしていた報徳学園・小園海斗選手の1位指名を前提に指名シミュレーションを行っていた。苑田スカウト部長は「即戦力の投手がほしいという要望を聞いている」と話したが、松田オーナーは「野手がほしい」と話していた。

しかし午後5時過ぎになり、福岡ソフトバンクが小園選手の1位指名を公表したというニュースが飛び込むと、その数分後に今度はオリックスが小園選手の1位指名を公表したという情報が入り、あわただしくなった。

オリックスの小園選手1位指名はある程度予想されていたが、相次いでの1位指名公表に動揺も見られ、松田オーナーは「途中でオリックスとソフトバンクが公表しただろう。それを踏まえて緒方監督と話す。なかなか決まらない」と話し、今日25日に緒方監督が参加する中で、あらためて現場の要望を確認し、また抽選の動向を見極めた中で1位指名を決める。

広島カープのドラフト会議

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