小園海斗選手、根尾選手に並ぶ4球団重複で広島入り

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小園海斗には4球団が指名し、根尾昂と並ぶ最多指名重複となった。

根尾に並ぶ

根尾選手と小園選手は常にペアで名前が出てくる。その中で長打力なら根尾の方が上、守備なら小園の方が上という声もしばしば聞かれた。小園選手はドラフト1位でプロ入りするという強い信念を胸に進化をし続けた。根尾の方が上という声に反応し、2年生秋から3年生にかけて長打力が増し、兵庫大会でハックスクリーンに放り込む打球を見せた。

根尾選手は1年生の時にショートのレギュラーを掴むと、その守備力と巧みな打撃で瞬く間に名前が全国に響いた。2年春に甲子園に出場すると、1番ショートで活躍し、ベスト4入りに大きく貢献した。その存在感はすさまじく、名将・永田監督が、「小園がいる間に後任に渡す」とその年の1月に勇退を発表していた。

2年生の夏にU18代表に入った。巧みな打撃は3年生を含めてもトップクラスの成績をのこし、1番・藤原選手とのコンビでの俊足は他国を恐怖させた。そして今年、夏の甲子園では初戦で3本の2ベースヒットを打ち、打球の飛距離が伸びた事をプロのスカウトにアピールした。守備でも外野の芝生に足を踏み入れた所を定位置にしてアピールした。U18ではエラーが重なり、課題も見せたものの、根尾選手がいるなかでショートを守り続けた。これは永田監督だったからではなく、守備では現時点で小園選手の方がうまい。

小園選手は「ドラフト1位という目標でやってきた。それがかなってうれしく思います」と話した。U18でともに戦った中村奨成選手からは「来いよ」と連絡が入り、「もちろん行きたいです」と返したという。「中村さんもいらっしゃるし、いろんなことを学びたい」と話した。

緒方監督は「松田オーナーから絶対に引いてこいとプレッシャーをかけられていたのでほっとしている」と話し、「次世代の主力として中軸を打てる選手になってほしい。無理はさせないけど、良ければ帯同させてもいいかな」と1軍キャンプに呼ぶ可能性も示唆した。

広島は小園選手をショートに置き、田中選手をサードに回すと、菊池、小園、田中の強力な陣容となる。根尾選手は中日に入り、同じリーグで対戦する。ともに遊撃手を守り、試合では守り合い、打ち合いを見せてほしい。

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