巨人、八戸学院大・高橋優貴投手を1位指名

高橋優貴

巨人は根尾昂選手を4球団の抽選で外し、辰己涼介選手も4球団の抽選を外した。そして指名したのは八戸学院大の152キロ左腕・高橋優貴投手だった。巨人は左投手でNO.1と評価する投手だった。

左の菅野

高橋優貴投手投手は東海大菅生出身で、高校時代は投球フォームなどを高く評価されていた投手だった。八戸学院大に進むと、吉田輝星投手も指導した正村監督の元で能力が開花し、最速152キロを投げ、スクリューボールも習得し、リーグ通算301奪三振の新記録を作った。これは富士大の多和田真三郎投手(2015年、埼玉西武ドラフト1位)の299個を抜く記録だった。

昨年もものすごい投球を見せて、それを目にした複数球団のスカウトがマークをしていたが、今年に入ると投球のバランスが崩れ、ストレートの伸びを欠く試合もあり、何球団かのスカウトはその時点で離れてしまう。しかし夏にフォーム改造に取り組むと、この秋は序盤戦こそ力を出せなかったが徐々にフォームを固められ、リーグ終盤戦には昨年の良い状態の球を投げられるようになり、スカウトの評価は再び高まっていたという。

巨人に1位指名された瞬間、高橋投手はテレビに向かって「え、うそでしょ?」と話すなど驚きの1位指名だった。しかし、「巨人は伝統ある強いイメージ。早く1軍のマウンドに上がって、先発ローテーションを任される投手になりたい」と話し、「新人王を獲れるように頑張りたい」と話した。

1位指名

事前の1位指名予想候補に入っていなかった投手だが、今年のサウスポーではトップクラスの選手で、実績もそうだが高いポテンシャルがある。巨人も左腕のNO.1として評価し1位指名したのだろう。

1位指名で根尾選手、辰己選手を獲れれば、坂本の後継者、または長野選手や亀井選手などベテランが守る外野手の要として、チームで活躍できるイメージがあったが、その二人を外し、次善の策として補強ポイントとしていた左腕投手を1位指名に持ってきた。

原監督は高橋投手について、「左投手ではNO.1の評価。重複にならなければいいなという願いはあった」と話し、他球団も高く評価し指名してくるかもしれないと警戒したか、または重複をしない選手を選択した。そして「即戦力の位置づけ。まずは先発ローテの中に入ってくれれば一番。しかし、長く活躍できるような育て方をしたい」と話し、即戦力で、負担が大きくなるリリーフではなく、先発できっちりと使っていくと話した。

プロ野球では外れ1位選手にもドラマがある。東京ヤクルトの山田選手も外れ1位指名だし、2017年に左腕で10勝を挙げたDeNAの濱口投手も外れ1位だった。2018年シーズンはルーキー左腕のDeNA・東投手が11勝を挙げており、2019年は巨人のルーキー左腕が新人王を目指す。

2018年ドラフト会議 指名選手一覧

原巨人、意中の左腕、高橋優貴 スポーツ報知紙面 2018/10/26

 


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