千葉ロッテ、来年のドラフト候補に東大・山本俊投手をリストアップ

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 千葉ロッテは、来年のドラフト候補として東京大の148km/h右腕・山本俊投手をリストアップすることがわかった。京大の田中英祐投手に続き国立の名門の投手獲得となるか。

諸積スカウト明言

 山本俊投手は179cm82kgの右腕で、球速は東大史上最速の148km/hを記録している。愛知・西春高校時代には141km/hを記録しており3年夏は4回戦まで勝ち上がっていた。2浪の末に東大理Ⅰに合格した時には135km/hまで落ちていたというが、そこから3年間でリーグ屈指の速球を投げるまで成長した。

 制球力が課題で登板するたびに四球でランナーを出す所が課題で、長いイニングを任せられないものの、高めのストレートで六大学の強打者から空振りを奪える球威がある。

 この山本投手について千葉ロッテの諸積スカウトは「来年のリストに入れます。今後も注目して見ていく」と話し、来年のドラフト候補としてマークすることを明らかにした。「荒々しい投げっぷりに躍動感がある。ソフトバンク・五十嵐のようなタイプ」と評価しているという。

 

京大・田中英祐投手と

 千葉ロッテは昨年のドラフトで、京大の田中英祐投手を2位で指名している。田中投手も最速149km/hの速球を投げていたが、大学2年時から先発して1試合を任されるなど、球速だけでなくコントロールや変化球も十分だった。山本投手は制球難でまだ1試合を任されておらず、現在の評価ではドラフト上位とまではいかないとみられる。

 しかし、諸積スカウトは「球のキレで勝負する田中とはタイプが違うパワー投手だが、鍛えればプロでも通用する可能性は十分ある」と、速い球を投げられるという素材として評価をしている。

 東大という事で進路の選択しは広いと考えられるが、昨年夏の定期戦で山本投手は田中投手と話し、「球質を求めていけば、球速は放っておいても出る」とアドバイスをもらった。2浪の山本投手と田中投手は同学年で、山本選手も田中投手に追いつきたいという気持ちがあるだろう。また「上の舞台で野球を続けたい」と野球の道での将来を見ている事から、プロ入りを選択する可能性は高い。

 ここまでは制球を置いておいても球速を延ばす事に力を入れていたとみられる山本投手、今後は、球のキレや変化球、そしてコントロールを磨いて1試合を任せられるピッチングができるようになれば、来年はドラフト注目選手としての1年間になる。

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諸積スカウトが「来年のリストに入れます。今後も注目して見ていく」と明言。京大初のプロ選手になった田中英祐投手(23)と同い年の「東大最速男」をマークする構えだ。

 94連敗脱出の立役者となった2浪エースが、ロッテの目に留まった。山本は5月23日の法大戦で先発し、4回1失点。歴史的1勝への流れを呼んだ。最速148キロの直球で押すスタイルが身上。諸積スカウトは「荒々しい投げっぷりに躍動感がある。ソフトバンク・五十嵐のようなタイプ」と評価する。

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