阪神、甲子園とU18で佐野統括&畑山チーフが密着、根尾、藤原、小園をチェック

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阪神は甲子園大会と、宮崎で行われるU18アジア選手権に、佐野統括スカウトと畑山チーフスカウトが密着し、根尾昂選手、小園海斗選手、藤原恭大選手をマークする事が分かった。

「遊撃手も必要」

阪神は先日のサンケイスポーツの報道で、藤原恭大選手の1位指名が有力と報じられていたが、この日のデイリースポーツでは球団関係者が「長打を打てる左の外野手は補強ポイントですが、遊撃手も必要。チームを見て、どの部門の優先順位を上げていくか」と話し、まだ白紙であることを話した。

外野手がベテランの糸井選手、福留選手が引っ張る状態で補強ポイントとなっているが、内野手でも若手がポジション争いをするものの、決め手となる選手が出ていない。大山選手、高山選手など大学生の野手を1位指名したものの、そのままポジションを奪う事は出来ていないことや、高校生は2014年のドラフト5位で植田海選手以降に指名がないことから、高校生野手を獲得し育てていくという形になりそうだ。

藤原選手が有力であるものの、遊撃手の根尾昂選手、小園海斗選手もマークを続けており、甲子園では佐野統括スカウトと畑山チーフスカウトが張り付いて視察をする。また9月3日から宮﨑市で行われるU18アジア選手権についても球団幹部は、「行ってもらうと思います。新たなスターも出てくるかもしれませんし」と話し、二人を派遣する考えを示した。

根尾選手、小園選手、藤原選手については、他球団も当然獲得を狙う。この3人のうち、どの球団が誰を指名する事になるのか、秋のドラフト前の大きな注目点となる。

またU18アジア大会には、2年生の投手が多く招集されそうで、大船渡の佐々木朗希投手、横浜の及川雅貴投手、創志学園の西純矢投手、星稜の奥川恭伸投手などが集まる可能性もある。これらの選手を一同に見る機会はあまりなく、来年のドラフトに向けての動きでもある。

侍ジャパンU18日本代表(2018)一次候補メンバー
阪神タイガースのドラフト会議

阪神にとって今秋ドラフトの重要補強ポイントとなるのが高校生の野手。入団4年目の植田以降、高卒野手の指名がなく、数年後にチームの屋台骨を支える選手の獲得が急務な状況となっている。現時点で前述の3人は異なるセールスポイントを持っており、甲乙つけがたい。日本で開催されるとはいえ、国際大会で使用される木製バットへの適性、外国人投手への対応力が評価のポイントになってくるとみられる。
 球団幹部は「長打を打てる左の外野手は補強ポイントですし、遊撃手も必要。チームを見て、どの部門の優先順位を上げていくか」と語った。ポスト福留、糸井を考えた時に長打力のある左の外野手は補強ポイント。遊撃手も数年先を見据えられるような状況には至っていない。

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