清宮選手のプロ志望で各球団の動きは?

清宮幸太郎, 田嶋大樹, 安田尚憲, 中村奨成

清宮幸太郎選手のプロ志望により、各球団も動きを加速させる。東北楽天は立花球団社長がドラフト1位候補とすることを明かし、東京ヤクルトの衣笠球団社長兼オーナー代行も「編成会議で意思統一する」と話した。

1位指名確実チーム

東京ヤクルト

東京ヤクルトの衣笠球団社長兼オーナー代行は、「編成会議で意思統一するけど、みんなの共通として欲しい選手であるのは間違いない。」と話し、指名競合について、「最多を更新するんじゃないか」と話した。

以前より甲子園、高校野球のスター選手の獲得を望んでおり、また故障の多い畠山選手の後釜として4番ファーストを獲得したい方針。

横浜DeNA

高田GMは昨年より主軸候補の獲得を模索しており、清宮選手の1位指名の方針をすでに固めている。4年連続で即戦力投手を1位指名しており、今年は筒香選手を継ぐ選手の獲得となる。

北海道日本ハム

その年のNO.1を指名する方針で、今年のNO.1は清宮選手と認めている。栗山監督も「間違いなく打つ。12球団いの一番に欲しい選手」と、昨年から獲得を希望している。FA移籍の可能性もある中田選手に代わる新主砲候補。

1位指名濃厚チーム

中日

試合で観客の入りがやや少なくなっており、白井オーナーが獲得を厳命している。中田スカウト部長も「何年かに1度しか出ない打者。最優先したい」と話す。

ただし、森監督が、外国人獲得など強い編成の権限を持っており、森監督の意思がどのような状況か。

阪神

球団のフロント、そして阪神電鉄側も21日までに清宮選手の1位指名の方針を決めた。ただし最終的な1位指名は金本監督が決定する。補強ポイントは左腕投手という声もある。

東北楽天

立花球団社長が昨年から1位指名を明言し、「全球団かは知らないが、みんな1位候補じゃないですか。ポジションに関係なく数年に1度の選手という評価」と評価している。チームも2012年から1位指名はすべて高校生で、和製大砲は以前から獲得が望まれていた。

ただしチーム内では履正社の安田尚憲選手、広陵の中村奨成捕手を推す声も強い。

福岡ソフトバンク

王会長が出身の早稲田実の後輩という事もあり、球団首脳も「日本人の長距離砲はそうはいない」と話す。強い育成組織があるものの、1位指名はその年のNO.1と評価する選手を指名しており、清宮選手の1位指名が濃厚。

巨人

はっきりとした意思がスカウトはフロントからは聞こえてこないが、若い和製大砲の不在は課題の一つ。松井、高橋、阿部に続く左の和製大砲で生え抜きのスターの獲得は悲願。投手も菅野投手を中心に田口投手、畠投手など勝てる先発がそろいつつあり、野手の1位指名でも問題はない。

ただし、和製大砲としては大田泰示選手、岡本和真選手などを1位指名で獲得をしている。特に岡本選手が育てられないようなら、育成能力のは疑問が付き、他球団からFAなどで獲得した方が確実かもしれない。

千葉ロッテ

デスパイネ選手が抜けて大砲不在が大きくチームに影響した。大砲候補の獲得は悲願。ただし、清宮選手というはっきりとした声はまだなく、安田尚憲選手、中村奨成捕手といった候補から選択をしていく。新監督の方針も気になる。

埼玉西武

渡辺SDが清宮選手が1位候補に入っていることを明言、中村剛選手や清原選手クラスとして評価していれば1位指名をする。ただしチームの補強ポイントは先発投手、渡辺SDが強さを見せる北関東には青藍泰斗の石川翔選手や、高校時代からマークしていたJR東日本の田嶋大樹投手などもいる。

指名が微妙な球団

広島

清宮選手を高く評価しているものの、即戦力投手の田嶋大樹投手、鈴木博志投手、そして中村奨成捕手の名前が挙がる。和製大砲は慶応大の岩見雅紀選手などを獲得し育てていく方針か。

オリックス

1位指名は即戦力投手指名の方針で、左の先発が不足している事や過去のドラフト指名の繋がりからもJR東日本の田嶋大樹投手が最有力か。立命館大の東克樹投手の声もある。

2017年ドラフト指名予想

 楽天・立花陽三球団社長(46)は21日、早実・清宮幸太郎内野手(18)がプロ表明した場合には、今秋ドラフト会議で1位候補とすることを明らかにした。「当然、トップ候補の選手であり、数年に一度の選手という評価。他の候補と比較し、議論することになる」と説明した。

清宮を筆頭に、現時点で広陵・中村奨成、履正社・安田尚憲、JR東日本・田嶋大樹、ヤマハ・鈴木博志らが入札候補だが、例年に比べて少数精鋭。セ・リーグ球団スカウトは「清宮がプロ志望なら、それで万歳」と話し、別のパ球団スカウトは「秋になった時点で1位候補が12人そろわない。こんな年は珍しい」と今年が“清宮ドラフト”になるとの見解を示す。

ヤクルトの衣笠剛球団社長兼オーナー代行はこの日「編成会議で意思統一するけど、みんな(編成)の共通として欲しい選手であるのは間違いない。(指名重複の)最多を更新するんじゃないか」と話した。楽天の立花陽三球団社長も「全球団かは知らないが、みんな1位候補じゃないですか。ポジションに関係なく数年に1度の選手という評価」と絶賛。早実OBの王貞治球団会長がいるソフトバンクや日本ハム、阪神なども強い関心を示している。オリックスは社会人No・1左腕の田嶋(JR東日本)が最上位候補とみられるが、他11球団は競合のリスク覚悟で清宮に集中する可能性がある。


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