浦和学院・渡邉勇太朗投手が149キロ、「12人以内の可能性ある」と西武・楽天・ヤクルト・オリックス・巨人が評価

浦和学院, 渡邉勇太朗

浦和学院の190cm右腕、渡邉勇太朗投手が甲子園初登板し、最速149キロのストレートを見せ、6回3安打7奪三振無失点と好投を見せた。

大谷そっくり

大谷翔平投手に似ているのは190cmの長身だからだけではない。ゆったりとしたフォーム、テイクバックから体重移動、腕のたたみ方フィニッシュまで、まさに大谷2世と言って文句のないものだった。また投げられる球も最速149キロを記録、ここぞで決めてくる147キロ前後の球は威力十分だった。

投球も冷静だった。初回に2つの死球を与えてピンチを背負うも、4番を三振に斬ってとり、その後、4者連続奪三振で調子を上げていった。「走っていた」というストレートに、右バッターの外角にキレていくスライダーが有効で、バッターはそのストレートの後にスライダーにバットが出て空を切った。

1年の冬に練習がきつく逃げ出したことがあった。1か月練習に出なかったが、いろいろと説得を受け部に戻る。昨年は夏の大会で登板をするが、190cmの長身左腕だったが、まだここまで大谷投手に近いフォームではなく、スライダーでタイミングを外して投げる感じだった。

そして今年、3月に右ひじ痛となり約2か月間投げられなかった。春の関東大会でようやく登板をし、覚醒の可能性も見せていたが、南埼玉大会では3試合17回1/3を投げて8失点と「調子が悪くて悔しい思いをした」という状態だった。そのため甲子園では背番号11をつけての当番となったが、「立ち上がりが課題だったけど、内角への全力でストレートを投げた。」と話し、思い切り腕を振ってストライクを奪うことができた。

スカウト絶賛

この投球にプロのスカウト陣からも絶賛の声。

長島スカウト部長は、「長い腕のたたみ方など大谷の投げ方に似ていて、ポテンシャルが高く、順調に育てば将来的にローテーションの柱になる好素材。将来性豊かで12人以内の可能性もある」

西武・渡辺SDは「右の本格化と言える。投げ方は抜群。バランスもいい。体の使い方が非常にうまい。伸びしろがある」

巨人・青木スカウト:「長身右腕でフォームも大谷に似ている。ポテンシャルが高く、地方大会から投げるたびに良くなっている」

オリックス・長村球団本部長:「右の本格派。上背もあるし真っすぐには角度もキレもある。スライダーの有効に使えている。将来性豊かなピッチャー。大きく育つ要素を持っている」

東京ヤクルト・伊東編成部長:「初めて見たけど、体も大きくて真っすぐも速い。変化球もしっかり腕を振れていて、真っすぐと同じ腕の振りで投げられている」

将来性、ポテンシャルという声がスカウト陣からは上がっており、将来、先発の柱となりそうな選手と評価されている。そして12人以内の可能性も言及され、ドラフト上位候補、そしてドラフト1位指名の可能性も示された。

この日の好投が続けられれば甲子園でも勝ち上がっていくし、U18代表入りの可能性も高くなる。この夏大きく飛躍する事になる。

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190センチの長身を誇る渡辺が、大器の片りんを見せつけた。初回に2死球を与え、1死一、二塁のピンチ。しかし、ここから踏ん張った。「球の走りがよかった」と仙台育英の4番・小濃から4者連続奪三振。8番・我妻は自己最速タイの149キロで仕留めた。
 エンゼルス・大谷に憧れ、スムーズな体重移動ができるよう投球フォームを参考にしている。そんな右腕の快投にネット裏のスカウト陣も色めき立った。西武・渡辺SDは「投げ方は抜群。バランスもいい」と評価。出場全56校が出そろう大トリの試合で、大型右腕が大観衆を魅了した。

プロ球団のスカウトも大型右腕に注目だ。楽天・長島スカウト部長は、「長い腕のたたみ方など大谷の投げ方に似ていて、順調に育てばローテーションの柱になる好素材。(ドラフト1位の)12人以内の可能性もある」と絶賛した。

浦学の大谷、渡辺149キロ スポーツ報知紙面 2018/8/13

 

背番11渡辺、149キロで0封 日刊スポーツ紙面 2018/8/13

 


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