横浜隼人・沼井伶穏投手が健大高崎戦で１４７キロ、阪神・ヤクルト・DeNAが高評価

横浜隼人と健大高崎の毎年恒例となっている練習試合が行われ、センバツ覇者となった健大高崎に横浜隼人の149キロ右腕・沼井伶穏投手などが挑戦した。

147キロ

沼井伶穏投手は186cmの長身右腕投手で、体のバネがあり149キロの球を投げる投手として注目されている。

この日は健大高崎と対戦し、5回を投げて4安打で4失点だったが、4番・箱山遥人捕手からは143キロのストレートで空振りを奪うなど球の力を見せた。「センバツ優勝校に自分の直球がどれだけ通用するのかがテーマでした。通用した部分もあったので」と話した。

この日は最速147キロを記録する一方で、満塁ホームランを浴びるなど、夏までの課題とした。

この日は複数球団のスカウトが視察し、それぞれ評価をしている。

阪神・吉野スカウト：「バネもあるし腕も振れる」

東京ヤクルト・橿淵スカウトグループデスク：「潜在能力が大きい」

横浜DeNA・永池スカウト：「3年後から5年後が楽しみな存在です」

それぞれ将来性の部分を評価した。ストレートを活かすための制球や変化球をこれから磨いてゆき、そしてストレートも将来的には155キロくらいまで記録できるように体を作ってゆきたい。