阪神ドラフト2位・椎葉剛投手が悔しさのミキハウススポーツスタジアムから始動

阪神ルーキーニュース

最速159キロの速球を投げ、徳島インディゴソックスから阪神にドラフト2位で指名された椎葉剛投手が、出身のミキハウスの施設から始動した。

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悔しい思いの3年

椎葉剛投手は昨年に徳島インディゴソックスに入団すると、159キロの速球を投げる右腕へと成長し、ドラフト2位で阪神に指名された。その前ば島原中央高校からミキハウスに入部していたが、3年間で公式戦登板はわずか1試合しかなく、2年目には腰痛を発症し、苦しみながらプレーをしていた。

プロ契約と呼ばれる野球での会社との契約だった椎葉投手は、3年目にミキハウスのクラブハウスで契約満了による退社の勧告を受けた。その悔しさをバネに四国ILの徳島インディゴソックスに進み、大きく成長した。

その椎葉投手はプロ野球選手としてスタートする場所に、そのミキハウスを選んだ。「悔しい思いをして、見返してやるという思いで向こうに行った。その思いが強かった。ここがあっての今です」と話す。ミキハウスの陣田監督からも「よかったらグラウンドに来て」と誘われており、この日はキャッチボールやウエートトレーニングなどで約2時間の練習を行った。そして、「めちゃくちゃきつかった」というバックネット裏の急勾配の坂で、ミキハウス時代と同じようにダッシュを繰り返した。

阪神の岡田監督は「呼ぶつもりでおるけど」とドラフト2位の椎葉投手を1軍キャンプに帯同させることを明言している。159キロ右腕はリリーフとして阪神の日本一連覇に貢献するため「今はやってやるぞという気持ち」と気合を込めた。

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